本文
自らが希望する医療やケアを受けるために大切にしていることや望んでいること、どこでどのような医療やケアを望むかを自分自身で前もって考え、家族や周囲の信頼する人たち、医療者などと繰り返し話し合い、共有する取り組みです。
人生の最期にどうありたいか。誰もが大切なことと分かっています。
でも、なんとなく「縁起が悪いから」「ふれてはいけない」という理由で、話すことを避けてはいませんか?
明日がどうなるか、誰にもわかりませんが、いつか必ず人生の最期は訪れます。
あなたが病気になったとき、介護が必要になったとき、どこでどのように暮らし、最期を迎えたいですか?自宅でしょうか?施設でしょうか?病院でしょうか?病気になっても、介護が必要になっても、住み慣れた地域で、あなたらしい暮らしを、「自宅」「施設」「病院」などで続けることができます。
あなたの「死」を想像することは、つらいことかもしれませんが、「自分らしい人生をどのように過ごすか」を考えるには、「自分らしい最期」について考えることも必要です。
人生会議は一般的に、下記の手順で進めていきます。
人生観や価値観、希望などを考えてみましょう。あなたが大切にしたいことはなんですか?
信頼できる人は誰かを考えてみましょう。あなたの思いを伝えてくれる人は誰ですか?
生活や医療・ケアに関する希望や思いを家族・代理人や医療者と話し合いましょう。話し合うことでお互いの理解が深まります。
話し合った結果などを書き留めておくことで記録として残すことができ、振り返ることもできます。内容はいつでも何度でも書き直してかまいません。その内容を大切な人たちに伝えましょう。
※人生会議ACPのパンフレットは長寿介護課の窓口等でお渡ししています。
人生会議してみませんか?<外部リンク>