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リプロダクティブ・ヘルス/ライツは、「性と生殖に関する健康と権利」と訳されます。「女性の自己決定」を求める女性運動を背景に1994年にエジプト・カイロで開催された国際人口開発会議で提唱されたものであり、今日の女性の人権に関する重要な概念となっています。
リプロダクティブ・ヘルス/ライツとは、妊娠や出産などに関わる全てにおいて、身体・精神的、社会的に良好な状態を保って自分らしく生きること、そして、自身の健康のために必要な情報を得て、身体に関する全てのことを自分で選択し決めることのできる権利のことをいいます。
女性の生涯を通じた健康のために、正しい知識を得、また自身の身体のことを知るなど、日ごろから健康づくりに取り組んでいきましょう。
加西市では、一人ひとりが個人として尊重され、認め合い、男女が対等な立場で能力を発揮できる社会の実現を目指して、第3次加西市男女共同参画プラン‐第3次かさいゆめプラン‐を策定しています。
第3次加西市男女共同参画プラン‐第3次かさいゆめプラン‐では、
「基本目標4 誰もが安心して暮らせるまちづくり」
「(2)生涯を通じた健康づくりへの支援」 において、リプロダクティブ・ヘルス/ライツに関する取り組みについて示しています。
こどもサポートセンター(健康課)では、すくすく相談窓口を始め、妊婦教室や乳幼児健診などの妊娠期から子育て期の方に向けた事業を実施しており、 妊婦さんや子育ての中の方が安心して妊娠・出産・子育てができるように支援しています。
妊娠・出産・子育て応援!こどもサポートセンター(すくすく相談窓口)
健康づくりや病気の予防、早期発見・治療につなげるため、町ぐるみ健診(医療機関健診)や、女性のためのがん検診(乳がん検診・子宮頸がん検診)を実施しています。定期的に健診を受けることで、自分自身の身体について知る機会をもちましょう。
健康診査 町ぐるみ健診(集団健診)
医療機関健診(個別健診)
女性のためのがん検診
また、子宮頸がんの原因と考えられているヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を予防するため、HPVワクチンの接種が定期予防接種として位置付けられています。推奨されている時期にかかりつけ医師の説明を受け、予防接種を受けましょう。
子どもの予防接種
ヒトパピローマウイルス感染症 ~子宮頸がんとHPVワクチン~(厚生労働省)<外部リンク>