看護部　教育

記事ID：0003508 更新日：2024年4月1日更新印刷ページ表示大きな文字で印刷ページ表示＜外部リンク＞

教育理念

　看護部理念や基本方針に基づき、看護専門職業人として自律し、高い倫理観及び看護実践能力を持ち、質の高い看護・思いやりのある温かい看護を提供できる看護職員を育成する。そして、各々が目標を持って生き生きと働くことのできる看護職員を育成する。

教育目標

目標管理システム・キャリア開発ラダーにより、看護師一人ひとりのキャリアにあった教育的支援を行い、それぞれのキャリア開発を目指す。
組織の中で職員一人ひとりが看護観を育みながら、看護の専門的知識・技術を習得し、より良い看護実践ができる看護職員を育成する。
日々の看護実践を通して、自ら学び探究する能力を養い、地域の人々により質の高い看護・思いやりのある温かい看護が実践できる看護職員を育成する。
臨床看護実践能力・役割遂行能力・倫理的判断能力を持った看護師を育成する。

教育の充実

　教育専任が教育全般を担い、各部署の副課長や教育委員と連携をとりながら看護師一人ひとりの成長の支援を行っています。令和2年度から日本看護協会が看護実践能力の強化を目的に開発した「看護師のクリニカルラダー」をもとに「加西病院キャリア開発ラダー」を再編成し活用しています。キャリア開発ラダーや目標管理を活用しジェネラリスト・スペシャリスト・看護管理者などの育成とキャリア開発を支援しています。また、エキスパートを育てるために、各専門分野で活躍している認定看護師による看護の専門性を高める「テーマ別研修」も開催しています。コロナに影響され集合研修などが中止なる中、令和3年度からはe-ラーニングを導入し、現場での教育に重点を置きながら、感染状況など周囲の環境の影響を受けにくい教育体制を整えています。

新採用者研修

　入職時の新採用者研修は7日間の集合研修を行っています。今年度は看護師と医師、その他多職種が一緒に新採用者オリエンテーションや研修を実施しました。

看護師教育プログラム

ラダー　レベル1　(新人看護師)

到達目標：指導を受けながら、マニュアルに沿って実践する

　新人看護師の育成体制は、プリセプターシップ制をとっています。卒後4年目以上の看護師がマンツーマンで指導を行い、悩みの相談役も担っています。更に新人看護師と先輩看護師がパートナーとなって日々の看護を実践するパートナーシップ制もとっています。プリセプターの他に教育専任を始め、各部署の課長・副課長・教育委員や先輩看護師の支援もあり、安心して学び成長していくことができます。

　当院には、看護職全員で新人を育てる温かい職場風土があります。また、職種間の連携も強く、入職時より他の職種と共に研修が始まり、お互いに切磋琢磨して成長しています。

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採血・静脈注射研修の様子
　新人看護師・臨床研修医師が合同で研修に臨みました。講義の後にデモンストレーションを行い、シミュレーターを使用して実技の練習をしました。手技を習得した後、お互いに採血と静脈留置針の挿入を練習しました。参加者全員が真剣に取り組み、採血と静脈注射を成功させることができました。多職種が合同で研修を受講することで、入職時から仲間づくりが始まり、チーム医療の実践につながっています。

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