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病診連携について
開業医の先生方へ
2024年4月1日 院長兼医療介護総合支援センター長 生田 肇
当院は加西市唯一の急性期を担う公的医療機関で、病院の老朽化に伴う建て替えの議論の末、現地建替え、2025年度末の開院に向けて計画を進めていましたが、昨年度の市長選挙の議論の中で、建築費高騰を抑える目的に別場所に用地を確保し、再度、市長の諮問委員会として、『新病院にかかわる基本構想、基本計画検討委員会』を立ち上げて、中長期的な病院機能の確認、新病院の病床数を考える一年になります。別場所に新病院を建て替える考えの中には、メデイカルタウン構想があります。新病院に隣接した場所に診療所を誘致し、医療の利便性をはかり、開業医の先生方に病院を使っていただくという考え方ですが、その機能は現時点でも応用できるのではないかと考えています。場所は離れていても、開業の先生方が病院のハード、ソフト両者において利用、活用できることがあれば積極的に使っていただく方法を模索していきたいと思います。
ところで、医療介護総合支援センターでは昨年来、検査、診察のネット予約の範囲拡大(オンライン発熱外来予約を新設)、開放型病床のご案内、医科歯科連携(歯科衛生士による口腔ケアの充実)などおこなっていますが、デジタル化をすすめていく一方、従来の電話予約、FAX予約のご案内も医療介護総合支援センター(地域医療室)が担っていますので、両面を駆使して、引き続き、病診連携の機能を高めていきたいと思います。また、緊急時には院長直通電話のご案内もしていますので、お気軽にご利用いただければと思います。