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看護専門外来
看護専門外来のご案内【予約制】
リンパ浮腫外来 |
毎水曜日 (1)9時00分~ (2)10時30分~ ※医師の診察と同じ日にはできません(自由診療) |
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ストーマ外来 |
毎月~金曜日 10時00分~11時30分(完全予約制) 毎月曜日 13時30分~15時00分 |
フットケア外来 |
毎火曜日 13時30分~16時00分(1人30分) 毎木曜日 (糖尿病地域連携システム利用の方のみ) 13時30分~16時00分(1人30分) |
※看護専門外来を希望の方は医師に相談して頂き予約をお願いします。
※他院で治療をされている方は、主治医の紹介状を持って該当科を受診して下さい。受診日は、以下の各専門外来の受診方法をご覧下さい。
看護専門外来に関するお問い合わせ
受診方法に関するお問い合わせは「地域医療室」まで
Tel 0790-42-2200(代)
リンパ浮腫外来
リンパ浮腫外来では、医師よりリンパ浮腫と診断されケア依頼のあった方に対して、リンパ浮腫のケアを行っています。むくみで曲がりにくい腕のため食べることが苦痛になっていた方が食事を楽しめるようになったり、むくみのため歩きにくかった足が細くなり歩きやすくなったり、むくみが改善することでそれぞれの生活を取り戻される方もおられます。看護専門外来として2011年7月に開設しました。
リンパ浮腫とは
リンパ管の経路が、圧迫、狭窄、切断されることにより、リンパ液の輸送が妨げられることにより生じるむくみのことです。悪性腫瘍によるリンパ節転移や手術によるリンパ郭清、先天性リンパ管形成不全などが原因です。片側(または左右差がある)に起こることが特徴です。乳癌では腕、子宮癌や卵巣癌では脚に生じます。
リンパ浮腫の治療
代表的なリンパ浮腫の治療を「複合的理学療法」といい、「スキンケア」「医療徒手リンパドレナージ療法」「弾性包帯・弾性着衣による圧迫療法」「圧迫下で行う運動療法」の4本柱で行います。早期対処が大切です。この療法は、リンパ管に効果を発揮することが科学的に証明されており、ドイツでは1976年より医療保険の対象となっています。日本でも、H28年度診療報酬の改定で一部保険診療となりましたが、当院は要件をみたしておらず自由診療で行っています。
受診方法 |
まずは医師の診察を受けていただきます。 乳がん術後の方であれば外科外来(月・水)、子宮癌や卵巣癌術後の方であれば婦人科外来(月・火・木・金)を受診して下さい。他院で治療をされている方は、主治医の紹介状を持って受診して下さい。 |
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リンパ浮腫外来の予約方法 |
医師よりリンパ浮腫と診断されリンパ浮腫の治療が可能な場合、「リンパ浮腫外来」を予約します。 |
予約日 |
毎水曜日 (1)9時00分~ (2)10時30分~ ※医師の診察と同じ日にはできません。 |
費用 |
一人60分~90分、初診は90分かかります。 2,500円(税別)/30分 |
内容 |
<初診> セラピストによる問診、触診を行い、今後の治療計画を決めます。リンパ浮腫の説明とセルフマッサージの指導などを行います。再診の予約をします。計測をしてストッキングなどの弾性着衣を選択します。 <2回目以降> 医療徒手リンパドレナージ、セルフマッサージの手技確認、弾性着衣の装着指導、バンデージ(弾性包帯)の指導などを行います。通院の回数は浮腫の状態により異なりますが、その都度ご希望をお聞きしながら進めています。 |
ストーマ外来
人工肛門や尿路変更術などで排泄経路が変わられた患者さんをオストメイトといいます。また、排泄経路が変更された出口のことを「ストーマ」といいます。当外来では、退院後のオストメイトがその人らしく、日常生活が安心して過ごせるようサポートさせていただいている外来です。
ストーマとは
ストーマとは手術によって腹部に造られた排泄口のことを言います。ストーマには、結腸や回腸の人工肛門、人工膀胱などがあり、装具を使用して便や尿の排泄の管理を行います。
ストーマ外来の内容
- 退院後の定期検診
- 正しい装具の交換方法
- 日常生活に関するご相談
- 装具の情報提供
- 社会保障の手続きに関する相談
受診方法 |
外科医師の診察を受けていただきます。 外科外来(月・水・木)を受診ください。 |
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予約方法 |
外科外来受診後に、主治医と相談し予約日を決定します。 |
予約日 |
毎月~木曜日 10時00分~11時30分(完全予約制) 毎月曜日 13時30分~15時00分 |
費用 |
費用 診療報酬に準ずる 指導料170点+ストーマ処置料1ストーマにつき70点 *指導料は1回/月 |
備考 |
皮膚・排泄ケア認定看護師が担当します。 <受診当日に持参いただく物> 現在ご使用されている装具を必ず1セット持参下さい。 |
フットケア外来
フットケア外来では、糖尿病と診断された方の足のケアを行っています。血糖値の高い状態が続くと、体の免疫力が弱まり、感染しやすい状態になります。怪我をすると、化膿しやすく、傷の治りも悪くなります。傷の状態によっては潰瘍や壊疽といった状態となり、腐敗すると切断しなければならない状態となります。糖尿病神経障害があると特に注意が必要です。当外来では、患者さんの足の状態を観察するとともに、生活状況の確認や日常生活でのケアの方法、足への関心がもてるように支援を行っています。
糖尿病神経障害とは
糖尿病神経障害は糖尿病の細小血管障害の合併症の1つです。糖尿病と診断されてから5年以上経過している方に発症しやすいといわれています。症状としては、足のしびれ、こむらがえり、痛みが生じる。反対に、感覚が鈍くなり傷ができていても気付かないこともあります。発汗異常や胃腸障害、下痢、便秘、膀胱障害なども起こることがあります。
糖尿病神経障害・足病変の予防
神経障害の中であらわれやすいのが、しびれや痛みを感じなくなるような感覚・運動神経障害です。このために糖尿病の方は足のトラブルが多くみられるのです。しかし、ケアを行うことで、約80%は予防できるといわれています。自身の足がどのような状態であるのかを知ることが足病変予防の手段となります。また、糖尿病神経障害の治療でもっとも大切なのは、血糖値を安定させ、より正常値に近づけること、安定した状態を持続させることです。
受診方法 |
まずは医師の診察を受けていただきます。内科外来(月~金)を受診してください。 糖尿病治療を行っている当院通院中の方は、医師と相談の上受診日予約できます。 他院で治療を受けられている方は、糖尿病地域連携システムをご利用ください。 |
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予約方法 |
当院通院中の方は、各科担当医師にご相談ください。 *糖尿病地域連携システム* 他院通院中の方は、糖尿病地域連携システムより予約が可能です。 かかりつけ医に相談され、Fax予約してください。 |
予約日 |
毎火曜日 13時30分~16時00分 (1人30分) 毎木曜日 (糖尿病地域連携システム利用の方のみ) 13時30分~16時00分(1人30分) |
費用 |
一人30分 診療報酬加算により設定(3割負担の方で約500円程度)+処置料+材料費 |
内容 |
糖尿病神経障害の程度を調べます。 足の観察方法、爪切りの方法、胼胝(皮膚の肥厚)や鶏眼(魚の目)、皮膚の乾燥のお手入れ方法を一緒に考えていきます。 糖尿病看護認定看護師および糖尿病療養指導士が担当します。 |