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整形外科 紹介

記事ID:0003461 更新日:2025年4月1日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 <外部リンク>

特色

 当科では現在スタッフ4名と整形外科専攻後期研修医1名の計5名で北播磨地区の中核病院として運動器に関する骨・関節・脊椎疾患や外傷・スポーツ障害などの診断と保存的、手術的治療をおこなっています。内容は骨折を主体とした1次、2次外傷が中心で、とくに高齢化社会に伴うお年寄りの骨折(大腿骨近位部骨折や橈骨遠位端骨折)の治療が多くを占めています。また当科の特徴として、膝関節の変形性関節症に対する人工関節手術において侵襲の少ない部分関節置換術(UKA)が可能な症例には積極的に選択しており、人工膝関節手術のうち1/3~1/2の症例に使用しています。
 手術加療を要せずに保存加療で対応可能な場合は、地域の医療機関への診療連携をおこないながら治療をすすめさせて頂きます。​

主な対象疾患と手術の特色

骨折・外傷 外傷による四肢骨折の治療が全手術の約50%を占め、うち半数は大腿骨近位部骨折の治療です。骨折部位に応じて、最適な固定器具を選択して治療を行います。
関節疾患 痛みの強い変形性膝関節症に対しては、人工関節手術を行ないます。膝の人工関節では、関節をすべて置換する人工膝全置換術(TKA)や一部のみ置換する単顆置換術(UKA)などを症例に応じて選択します。​
→膝の疾患について
スポーツ外傷 膝半月板損傷に対しては関節鏡を用いた部分切除術だけでなく、適応に応じて半月板温存を目的とした縫合術を行います。また前十字靭帯損傷などの膝靭帯損傷に対して自家腱を用いた鏡視下再建術を行います。若年者や術後スポーツ活動性が高いなど専門的な治療やリハビリが必要と判断される場合は、スポーツ外傷の専門病院を紹介させて頂きます。​
→膝の疾患について
手や肘の外科 ばね指などの腱鞘切開手術にくわえ、手根管症候群、肘部管症候群に対する神経開放術を行います。
脊椎疾患 脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアに対しては投薬や各種ブロック注射などの保存加療を行います。手術加療が必要と判断される場合は、脊椎の専門病院を紹介させて頂きます。
骨粗鬆症 骨密度測定装置(DEXA)を用いた骨粗鬆症の診断と治療を行います。治療に関しては骨粗鬆症薬の導入などを行い、その継続については地域の医療機関への診療連携をおこないます。また当院では2025年より大腿骨近位部骨折で入院した患者様を対象に骨折リエゾンサービス(FLS)を開始しております。FLSは医師・看護師・理学療法士・薬剤師等の多種職の連携により、脆弱性骨折後の再骨折(二次骨折)を防ぐ取り組みで、入院後に骨粗鬆症の評価・治療介入を行っています。

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