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外科 診療内容・特長

記事ID:0003457 更新日:2022年4月1日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 <外部リンク>

診療姿勢

悪性腫瘍の治療について

 疾患別に各学会主導で作成されている治療ガイドラインに準拠した形で治療方針を立てています。
 治療方法としては外科治療、内視鏡治療、化学療法、放射線治療のいずれかあるいはその組み合わせで行うことになります。治療方法の選択の際には、それぞれの治療方法のメリットやデメリットについて各科(外科、消化器内科、腫瘍内科、放射線科)より十分な説明を行った上で治療方針を決めるよう努めています。
 外科治療の方針となった場合は、できるだけ速やかに(3週間以内)に手術を行う方針です。 また、昨今の社会の高齢化とともに、治療対象年齢も高齢化(80才以上:37.5パーセント、90才以上:7.1パーセント)が進んでいます。
 年齢のみで安易な縮小手術を行うことなく、様々な角度から患者さんの全身状態を評価し、縮小すべき時は縮小し、耐術可能と判断すれば躊躇なく標準治療を行う姿勢で日々診療に取り組んでいます。

鏡視下手術の位置づけ

 当院では1992年の腹腔鏡下胆嚢摘出術が始まりです。
 その後の鏡視下手術における医療機器の進歩や教育体制の整備とともに対象疾患が大幅に広がり、良性疾患(胆嚢結石症、急性胆嚢炎、腹壁ヘルニア、急性虫垂炎など)のみならず悪性疾患(食道癌、胃癌、大腸癌、肝癌、膵体尾部腫瘍など)にまで広がっています。傷が小さい、術後の回復が早い、視認性がいいなどのメリットから開胸開腹手術よりも鏡視下手術を選択する機会が増え、その外科治療に占める割合は全国レベルはもとより当院でも増加し、半数以上を占めています。
 また、更なる医療の質の向上を図るべく、当院でも令和2年4月より3D高画質(4K)鏡視下手術装置を導入し、近隣の医療機関とも足並みを揃えた医療サ-ビスの提供に努めています。

救急医療について

 消化管穿孔、絞扼性イレウス、急性胆嚢炎など緊急手術を要す疾患は勿論のこと、24時間体制で当院救急部とともに救急医療にも積極的に取り組んでいます。


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