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外科 診療内容・特長
診療姿勢
悪性腫瘍の治療について
疾患別に各学会主導で作成されている治療ガイドラインに準拠した形で治療方針を立てています。
治療方法としては外科治療、内視鏡治療、化学療法、放射線治療のいずれかあるいはその組み合わせで行うことになります。治療方法の選択の際には、それぞれの治療方法のメリットやデメリットについて各科(外科、消化器内科、腫瘍内科、放射線科)より十分な説明を行った上で治療方針を決めるよう努めています。
鏡視下手術の位置づけ
当院では1992年の腹腔鏡下胆嚢摘出術が始まりです。
その後の鏡視下手術における医療機器の進歩や教育体制の整備とともに対象疾患が大幅に広がり、良性疾患(胆嚢結石症、急性胆嚢炎、腹壁ヘルニア、急性虫垂炎など)のみならず悪性疾患(食道癌、胃癌、大腸癌、肝癌、膵体尾部腫瘍など)にまで広がっています。傷が小さい、術後の回復が早い、視認性がいいなどのメリットから開胸開腹手術よりも鏡視下手術を選択する機会が増えています。