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あなたの腎臓を守る CKDシール

3 すべての人に健康と福祉を
記事ID:0048461 更新日:2025年1月1日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 <外部リンク>

腎臓は『沈黙の臓器』と言われ、自覚症状がなくてもそのはたらきが低下し、注意が必要な場合があります。

このたび、加西市医師会、歯科医師会、薬剤師会と加西市が共同し「CKDシール」を作りました。

シールは腎臓の機能を調べる検査で一定の基準に該当した患者さんの「お薬手帳」に主治医または薬剤師が貼ります。

このシールで複数の主治医・薬剤師が患者さんの大切な情報を共有し、腎臓に負担をかけない薬や量に調整してその機能を守ることにつなげます。

シールの活用について

血液検査(eGFR)の数値を主治医が確認し、必要な方の「お薬手帳」に貼り付けます。

腎臓のはたらきを調べる血液検査の一つである『eGFR』が30未満の方にはピンク色のシール、eGFRが60未満の方には黄色のシールを貼ります。

シールを貼った「お薬手帳」は、医療機関や歯科医院での治療や検査、薬の処方の際に主治医にお見せください。また薬局で薬を受け取る際にも薬剤師にお見せください。

「お薬手帳」がいっぱいになった場合は、かかりつけの薬局窓口でご相談ください。新しい手帳にシールを貼ってもらえます。

CKDシールのイメージ [PDFファイル/561KB]

シールに関する相談先

加西市内の医療機関(かかりつけ医)でご相談ください。

CKD(慢性腎臓病)とは?

CKD(慢性腎臓病)とは、腎臓の働きを示すeGFR(血液検査の一つで腎臓の機能を表す数値です。体内の排泄物をどれくらい尿に排泄する力がある能力があるかを示す)の低下、あるいは尿たんぱくが陽性など腎機能に問題がある状態が3か月以上続いている状態です。

日本では成人の5人に1人がその状態といわれており、誰もがかかる可能性がある身近な病気です。症状が進行するまで自覚症状がなく、発見が遅れることが多い病気です。重症化すると腎不全が進行したり、人工透析が必要になることもあります。

CKDにならないために 【生活のポイント】

腎臓は常に多くの血液が流れ込んでいるため、血液や血管の状態に大きな影響を受ける臓器です。また生活習慣とも密接な関係があります。

腎臓を守るポイントを意識して生活しましょう。

  • 塩分を控えましょう。

  塩分を多くとることは高血圧の原因の一つです。高血圧になると腎臓の毛細血管に負荷がかかり、腎機能の低下を招きます。

  • バランスの良い食事を心がけましょう

  健康な身体を作るためには栄養を考えた食事が欠かせません。1日3食1、バランスの良い食事を心がけましょう。

  • 過度な飲酒、喫煙はやめましょう。

  過度な飲酒は高血圧や肥満にもつながります。純アルコールで約20gまでを目安にしましょう。

  日本酒1合(180ml)、ビール(5%)500ml、焼酎(25度)100ml、ワイン200ml、缶酎ハイ(7%)350mlまで

  • 適度な水分補給をしましょう。

  脱水は腎機能低下の原因になります。糖分を含まない水やお茶などで、こまめな水分補給を心がけましょう。

  • 適度な運動をしましょう。

  ウォーキングなどの有酸素運動は脂質や糖質をエネルギー源とするため、高血圧や高血糖、肥満などの改善が期待できます。

  • 禁煙しましょう。

  喫煙は血管を収縮させ腎臓の毛細血管に負荷をかけます。またそのほかの病気の予防にもなります。

  • 年に一度は健診を受けましょう

  特に自覚症状がなくても身体の変化を早く知ることができます。健診後は結果を必ず確認し、基準値を外れていないか・もう少しで外れそうな値でないか確認しましょう。

  また、かかりつけ医に結果を確認してもらい、精密検査を要する場合は詳しい検査を受けるようにしましょう。

 

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