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中学3年生ピロリ菌検査及び除菌治療事業

記事ID:0011331 更新日:2022年4月1日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 <外部リンク>

加西市では「胃がんゼロの町」をめざして、平成30年度より中学3年生を対象に「ピロリ菌検査及び除菌治療事業」を実施しており、これまでに1,000人を超える方が検査を受けられました。事業の主な内容は次の1~3で、高校3年生の3月末までに受けられる検査・治療の費用は加西市がすべて負担します。

  1. ピロリ菌の感染を調べる尿検査
  2.  精密検査(吐き出した息でピロリ菌の感染有無を確認します)※尿検査が陽性の方が対象
  3.  除菌治療(治療薬を1週間内服します。治療後に除菌効果の確認検査も行います)

令和4年度のピロリ菌検査について


中学3年生を対象に、ピロリ菌検査(尿検査)を4~6月に実施します。市内の学校に通学されている方は、学校を通じてご案内します。また、市外の学校に通学されている方には、案内をご自宅に送付します。検査を希望する方は、指定日に尿を学校または健康課に提出していただきます。
尿検査の結果は、約1か月後に健康課より個別通知しますので、必ずご確認ください。

ご家族も「町ぐるみ健診」でピロリ菌の検査が受けられます‼

町ぐるみ健診では、20歳以上の市民を対象に「胃がんリスク検診」を実施しています。
血液検査でピロリ菌の感染有無や胃粘膜の萎縮度を確認できる検査です。
検査を希望される方は、広報かさい4月号と一緒に配布している令和4年度 健幸ガイドブック [PDFファイル/1.64MB]をご確認の上、添付されている“町ぐるみ健診申込書”で申し込みをしてください。
なお、この検査は一部対象外となる方がありますので、ご注意ください。

  • 町ぐるみ健診の結果は、健診日から約5~6週間後にご自宅に届きます。
  • 精密検査を要する場合は、精密検査の案内を同封しますので、必ず医療機関を受診するようにしてください。

「ピロリ菌」ってどんな菌?


正式には「ヘリコバクター・ピロリ」という細菌で、免疫機能が未熟な幼少期に感染することが多く、一度感染すると除菌しない限り胃にすみ続けます。ピロリ菌に感染すると、菌から発するアンモニアや毒素などによって、胃の粘膜に炎症(胃炎)が起こります。この状態が長く続き、進行すると胃の粘膜が薄くなり「萎縮性胃炎」を起こします。また、「胃潰瘍」や「十二指腸潰瘍」を起こすこともあります。一番問題なのは「胃がん」の原因になることです。胃がんの患者さんの95%がピロリ菌に感染しているとされ、ピロリ菌に全く感染したことがない人と比べると胃がんになる確率が高くなります。また、貧血やじんましんの原因になることもあります。

令和3年度「中学生ピロリ菌検査」実施状況について

 

  1. 対象者      市内中学校及び特別支援学校、市外中学校通学している3年生(334名)
  2. 実施時期    令和3年5月~8月
  3. 検査委託先  市立加西病院
  4. 受診率          73.7%(令和2年度88.3%)
  5. 検査結果      ピロリ菌感染の可能性が低いと判定された【陰性】は97.7%。ピロリ菌感染の可能性が高いと判定された【陽性】は15.6%でした。

尿検査の結果「陽性(ピロリ菌感染の可能性が高い)」と判定された方は、市立加西病院で精密検査を受けていただくよう案内しています。まだ精密検査を受けておられない方は早めに受診しましょう。なお、精密検査の結果「陽性」となった方には、医師より除菌治療に関する説明を行います。

平成30年度から令和3年度の「中学生ピロリ菌検査」の結果

一次検査対象数1,455人 尿検査実施人数1,268人(87.8%) うち陽性者(精密検査対象者)90人(7%)

精密検査受診者数68人中31人(46.5%)にピロリ菌感染が確認され、23人が除菌治療につながりました(うち18名が除菌判定検査を済ませ治療完了しました)。 

令和元年度から令和2年度のピロリ菌検査で「陽性」と判定された方へ

ピロリ菌検査(尿検査)の結果「陽性」と判定された方で、精密検査、希望された除菌治療、除菌後の治療効果確認検査を受けておられない方には、3月中旬に案内通知を送付しています。いずれも高校3年生の3月までであれば、無料で受けることができますので、早めに済ませるようにしましょう。
※精密検査及び除菌治療、除菌後の効果確認検査は、市立加西病院(予約制)で実施しています。詳しくは通知をご確認ください。また、ご不明な点がございましたら健康課にお問い合わせください。

 

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