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職員メッセージ 内科専攻医 令和4年度

記事ID:0037225 更新日:2023年7月12日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 <外部リンク>

加西病院内科専門研修を終えて 4年目内科医

 市立加西病院内科専門研修プログラムでは、計3年間の研修のうち、内科1年目は加西病院、2年目に外部の連携病院で勤務後、3年目は加西病院に戻って研修を行います。

 市立加西病院に応募させて頂いたきっかけは、初期研修医を過ごした病院ということもあります。しかし、最大の理由として、当院は規模の大きい高次の病院とは異なり、患者さんの管理全てについて主治医として方針を判断・決定していかなければならず、病状の把握、治療の効果判定、患者家族との信頼関係等、総合的に状況を把握していく能力が身につけられる点があったからです。

 担当する症例は、循環器、消化器や呼吸器ほか、一般内科全般と幅が広く、一部他科にもおよぶ形にはなっておりますが、地域住民の当院に対する期待も大きく、全力で治療にあたっていくよう心がけております。

 業務上で行き詰まった場合など、上級医の先生が身近におられ、基本的な内容のことでも気楽に相談でき、その都度ご指導して頂きました。血液内科、脳神経内科、腎臓内科等に関しては、非常勤で院外の先生が来られており、該当の診察日にコンサルトする形となりますが、それで困ったことはほとんどなく、快く相談に応じて頂ける環境にあります。緊急、あるいは休日夜間などの時間外であっても、電話で相談させて頂くなど、大変お世話になりました。また、各診療科の垣根が低く、他科との連携が容易で、各専門領域の先生からもご指導頂き、勉強になることがたくさんありました。メディカルスタッフの方々も親切で、指示が時間外になったり、急なオーダ変更が生じても柔軟な対応で受けてもらえましたので、非常に働きやすい環境です。

 加西病院内科専門研修としては、専門領域を越えた一つの内科として担当していくため、他領域・分野にわたる医療を経験し、それをまた自身で実践できる環境であると思います。各専門領域の先生によるレクチャーに加え、他職種のスタッフによる勉強会など、医学的知識を学ぶための数多くの機会にも恵まれており、幅広い臨床能力を身につけることができます。

 地域に密着した市唯一の総合機能病院であるため、稀少疾患を含め、様々な疾患を患った患者さんが来院する中、3年間の経験を生かして、しかし初心を忘れず医療に取り組む姿勢で、今後も一生懸命に頑張っていきたいと思います。

 3年間という後期研修の期間、内科の先生をはじめ、各科の先生方、スタッフの方々には、色々ご指導して頂き大変ありがとうございました。


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