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職員メッセージ 医師
外科
診療部長兼外科部長 生田 肇
外科スタッフ4名は神戸大学病院消化器外科教育システムにのった指導医、専門医、若手医師から構成され、原則、部長以外は2-5年サイクルで他病院とローテートしている。そのため、常に新しい知識、刺激が得られ、お互いにレベルアップが計られている。本院は加西市の中核病院であっても人口が5万人なので、手術件数は年間250-300例と多くはないが、移植以外のすべての消化器手術、すなわち、悪性疾患では胃癌、大腸癌が一般的だが、食道癌、肝臓癌、膵臓癌にも対応できる。その他、虫垂炎、消化管穿孔などの人口対発生率に応じた患者を診療している。診療姿勢としては常に更新される各種診療ガイドラインに乗っ取った標準的治療に心がけ、腹腔鏡手術を積極的にとりいれている(H19年度手術件数283例中、腹腔鏡手術68例)。教育研修に関してアピールできる点は、繰り返しになるが、虫垂炎から腹膜炎などの救急疾患から胃癌、大腸癌、食道癌に至るのすべての消化器外科疾患の標準的治療が経験できる点と思います。