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骨密度測定装置

記事ID:0003534 更新日:2025年4月1日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 <外部リンク>

骨粗鬆症検査機器

骨粗鬆症とは

骨粗しょう症は骨密度が低下して骨折の危険が高まる病気で、ほとんど自覚症状はありません。早い段階で骨密度の状態を把握することが大切です。

骨密度検査について

骨粗しょう症の診断・治療のため、骨折リスクの高い腰椎正面・大腿骨などの骨密度を 調べる検査です。X線を用いたDEXA法により測定しています。
検査方法は撮影台に仰向けで寝ていただき、1部位約30秒、検査時間は5分程度で痛みもなく検査が可能です。X線による被ばくも胸部レントゲン撮影の5分の1となっており低線量で撮影できます。
この装置では骨密度測定データより、骨質評価(TBS:Trabecular Bone Score)も可能となりました。骨の微細な構造を数値化した指標で、骨密度検査と併せて行うことで骨の状態や骨粗しょう症治療の効果などを多角的に評価することができます。​

撮影終了後、患者様には下図のようなレポート用紙をお渡ししています。

骨密度レポート

骨粗鬆症診断基準

日本の指標用語(日本骨代謝学会から)

若年成人比較パーセント(YAM=Young Adult Mean)

若年齢の平均BMD値(基準値)を100パーセントとして、被験者BMD値と比べてパーセントをだしたもの。骨粗鬆症診断基準に用いられる。

同年齢比較パーセント

同年齢の平均BMD値を100パーセントとして、被験者BMD値と比べてパーセントをだしたもの。骨粗鬆症診断には用いられない。(年齢とともに平均値が下がるため)

診断基準

正常 YAMの80パーセント以上
骨減少症 YAMの70から80パーセント
骨粗鬆症 YAMの70パーセント未満

70パーセント未満が要注意ですが、まずは今の状況をチェックすることが大切です。


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