本文
MRI室
MRI(Magnetic Resonance Imaging:磁気共鳴画像法)
・MRI
筒状の磁石の中にある身体に電波を当てると少しだけ電波が返ってきます。それを集め画像化する技術です。あらゆる断面が容易に観察でき、いろいろなコントラストの情報が得られる、解剖学的、質的診断にきわめて有用な検査です。造影剤を使用せず血管の様子を観察できる利点もあります。
今回導入された装置ではAI技術を搭載しており、高精細な画像と短時間な撮影時間を両立しています。また装置の開口部が広く、本体の長さが短いため、デザインも含め開放的で圧迫感の少ない装置となっており、患者様の心理的な負担を軽減できます。
・検査中の音について
磁場中で電波を発生させるため工事現場のような大きな音がします。少しでも楽に検査を受けていただくために、ヘッドホンをしていただきます。耳栓もお渡しできますのでご依頼ください。
・検査時間
頭部、頚椎、腰椎の検査が約20分、腹部や四肢は約30分、造影検査では約1時間と、レントゲンやCTと比べ長い時間が必要です。
・被ばくについて
放射線を使用していない為、被ばくはありません。
頭部