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4病棟(本館4階)
病棟紹介
4病棟は、令和5年度から地域包括ケア病棟として機能しています。主に整形外科、耳鼻咽喉科、眼科の患者さんが入院されていますが、幅広い科の患者さんを受け入れています。
地域包括ケア病棟は、治療後病状が安定し、もう少し入院を継続し改善が見込まれる方やすぐに在宅や施設に移行するには不安がある方に対して、治療の継続やリハビリを行い、多職種と連携して在宅復帰に向けての準備を整える在宅復帰支援病棟です。
整形外科では、変形性膝関節症の人工関節置換術、膝の内視鏡手術、橈骨遠位端骨折・脛骨骨折などの手術療法を行っています。また、胸腰椎圧迫骨折・骨盤骨折などの保存療法も行っています。
耳鼻咽喉科では、鼻中隔湾曲症・副鼻腔炎・鼻涙管閉塞症などの手術療法や、突発性難聴・顔面神経麻痺などの薬物療法を行っています。
眼科では、白内障・緑内障・硝子体の手術療法を行っています。
患者さんへのメッセージ
4病棟ではセル看護提供方式を参考にしており、看護師は患者のそばで、情報収集や記録を行い、患者さんに寄り添う看護を実践しています。
セル看護提供方式は、患者さんや看護師にとって利益にならない「むだ」を省いて、できる限り患者さまのそばで仕事ができるようにするための方法です。患者さまのそばにいることで、思いに気づき、関心を寄せ、寄り添った看護ケアにつなげられるというメリットがあります。
認知症の方や思いがけない転倒転落により骨折され入院される方が多く、せん妄リスクが非常に高くなっています。そのため、体動感知識センサーなどの転倒転落防止器具を活用する患者さまが多くなり、身体拘束率が高くなっています。患者さまのそばで見守ることで、身体拘束の軽減に取り組んでいます。
また、今年度、看護補助者の人数も増え、看護補助者や介護福祉士と看護師が協働し、看護チームとしてよりよい看護が提供できるようにスタッフ一同取り組んでいます。