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3病棟(本館3階)

記事ID:0003512 更新日:2023年5月12日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 <外部リンク>

病棟紹介

 3病棟は消化器外科、整形外科、消化器疾患を主とした内科全般の疾患を治療する急性期病棟です。消化器(胃、大腸、肝臓、胆嚢、膵臓など)のがん、胆嚢結石、虫垂炎、鼠径ヘルニア、腸閉塞、大腿骨近位部骨折(大腿骨頚部骨折、大腿骨転子部骨折)、消化管出血(胃潰瘍、食道静脈瘤、大腸憩室出血など)、総胆管結石、膵炎、腸炎などの患者さんが入院されています。

 消化器外科では、胆嚢結石や虫垂炎に対して腹腔鏡による傷が小さく患者さんの身体的負担が軽い手術を行っています。消化器がんの手術は、消化器がん治療専門医が2名在籍しており、近隣の基幹病院と連携をはかり治療にあたっています。整形外科では、大腿骨近位部骨折に対して手術療法と積極的にリハビリを行っています。消化器内科では、内視鏡による検査や治療を行っており、総胆管結石に対して内視鏡的乳頭切開術および総胆管結石除去術を行っています。

 がん治療においては、化学療法も行っています。また、終末期の患者さんの身体やこころの苦痛に対して、緩和ケアチームと共に苦痛緩和を図り、大切な時間の過ごし方の希望をお聞きしながら、療養の調整を行っています。

患者さんへのメッセージ

外科カンファレンスの画像 3病棟は、手術療法や内視鏡的治療や化学療法など侵襲的な治療を受ける患者さんが多く入院されており、療養中はつらい思いをされる方もいらっしゃいます。
 私達看護師は、医師をはじめ薬剤師、栄養士、リハビリセラピスト、社会福祉士などと協働しチーム医療を行い、機敏な対応と心配りで、皆さまの苦痛や不安を和らげ、療養のサポートができるように努めています。
 専門的な看護を提供するために、定期的な勉強会や提供した看護の振り返りを行い、知識や技術の向上に努めています。

 3病棟は、「人に優しい病棟になる」ことを目指しています。「優しい」には、相手(患者さんとその家族、働く仲間)を思い、相手の心に寄り添い行動するといった意味が込められています。認知症や日常生活のお手伝いが必要な高齢の方が、侵襲的な治療を受けるために多く入院してこられ、治療を不快に感じたり、慣れない環境に困惑されたりします。お腹の管や点滴が抜けたり、転倒により怪我をしたりすることがないように、安全に入院生活を送っていただくために、体動感知式センサーなどの用具を活用しています。しかし、それは居心地の良いものではなく、私たちは少しでも身体拘束を減らしたいと思っています。認知症のため自分の思いをうまく表現できない方、ナースコールをうまく使うことができない方を傍で見守り、必要なところに優しく手を差し伸べ、患者さんのペースで入院生活を送ることができるように、スタッフ一同で取り組んでいます。


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