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職員メッセージ 内科専攻医 令和2年度

記事ID:0020765 更新日:2021年9月17日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 <外部リンク>

内科専門研修を終えて 6年目医師

 私は他院で初期研修を終えた後、市立加西病院内科専門研修プログラムに入り、3、5年目の2年間を加西病院でお世話になり、6年目から一般内科として当院に勤務させて頂いております。

 内科専門研修施設として市立加西病院に応募させて頂いた理由は、総合的な診断能力を伸ばすことを重視していたためです。

 当院は、循環器内科と消化器内科の教育施設となっていますが、内科に入院した患者さんは内科の特定の科に所属しなくても主治医として診ることができます。

 いわゆる大病院では、各医師は内科の特定の診療科に所属します。患者さんは各科の担当医のトリアージを経て内科の特定の診療科に入院するので、基本的に内科の中の他科の疾患を診ることはなく、診断は概ねついています。

 一方、当院で入院患者さんを担当させて頂く場合は、まず自分で診断するところから始まります。明らかにされていなかった基礎疾患、合併症まで同時に治療を行い、退院後は外来でのフォローアップ、退院後の環境調整まで一貫して任せて頂けます。

 また、分からないことがあれば、いつでも相談に応じて頂ける上級医の先生がおられます。常勤医のいない呼吸器内科、血液内科、神経内科、腎臓内科に関しては、診察日にコンサルトすれば、快く相談に応じて頂けます。入院中に手術が必要となった場合も、快く対応して頂ける消化器外科や整形外科の先生方もおられ、垣根が低く研修しやすい環境です。また、看護師さんをはじめ、メディカルスタッフの方々は大変親切で、非常に研修しやすい環境です。

 私が血液疾患の患者さんの担当をさせて頂いた際には、血液内科の外来日以外でもコンサルトに応じて下さり何度も助けて頂きました。

 上級医の先生の模範をならう大病院もよいですが、自分が学んだ経験を実践、応用する場として加西病院は大変有意義な研修が可能であると思います。

 私は加西病院で多くのことを学ばせて頂き、大変感謝しております。これからも、研鑽を続け、患者さんの診断や治療で恩返しができればと考えております。

 当院での研修をお考えの医学生、初期研修医、後期研修医の皆さんの御応募、お待ちしております。


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