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新型コロナウイルス抗体検査のご案内(自費診療)
はじめに
ワクチン接種後の抗体産生の確認や過去に新型コロナウイルス感染していたかどうかの検査を自費診療で行います。
COVID-19ワクチン接種が進んでワクチンパスポートの発行もありますが、ワクチンそのものが効果を発揮するものではなく、副産物である中和抗体の働きによるものです。接種しても抗体が産生されない人や抗体価の上がり方に個人差があります。
ワクチン接種しているのに感染した人の一定数に、抗体非産生や抗体価が低い人が含まれるとも言われています。
まずは電話にてお問合せください。
- 自費検査については、無症状者で且つ感染者との濃厚接触が2週間以上ない方(他者への感染の恐れが無い方)を対象として実施致します。
- また、自費検査を希望される方も玄関での検温、来院目的の確認などを実施するため、他の患者さんへの感染リスクは非常に低いので、ご安心下さい。
新型コロナウイルス抗体検査について
- 体に抗体を付けるには感染するか、ワクチン等の接種で体内に作り出します。
- 今回の検査は抗体価50以上で陽性となり、抗体が体内に出来ている証拠となります。
- 抗体には複数種あり、今回の抗体はウイルス外側のS蛋白に対するIgG抗体を測定しています。現在、国内で接種されているワクチンはS抗体を誘導しています。
- 抗体が陽性の効果については感染または発症、重症化し難いデータが公表されています。しかし抗体陽性でも感染しない、または感染しても発症や重症化しない保証とはなりません。
- 現在感染しているかどうかは今回の抗体測定だけでは分かりません。現在の感染の確認用に、新型コロナウイルスPCR検査もご用意しておりますのでご利用下さい。
- ワクチン未接種で抗体陽性であれば過去に感染している可能性があります。
- ワクチン接種後であれば過去の感染による抗体か、ワクチン接種による抗体かの鑑別はできません。ウイルス内部のN蛋白に対する抗体を測定して今回の検査と比較することで、感染による抗体かワクチンによる抗体かの推測は可能ですが当院ではN蛋白の抗体測定は受け付けておりません。
- 抗S蛋白抗体産生を誘導するワクチン以外のワクチンが開発されて接種された場合は、陰性となります。
- ワクチン接種後でも陰性の場合は、再接種または感染に気を付けて生活を送ることになります。再接種は自治体のワクチン担当にお問い合わせ下さい。
- 抗体は時間とともに減衰します。気になる方は定期的な測定をお勧めします。
- 個人情報を削除したうえで検査データを研究目的に使用させていただく可能性がありますのでご了承下さい。
実施曜日
月曜日・火曜日・水曜日・木曜日・金曜日
※土曜日・日曜日・祝日・年末年始(12月29日から1月3日)は実施していません
受付時間
午前10時00分から午後4時00分
受付場所
午前10時00分から午前11時30分・・・外来診察受付 (1)番又は(2)番窓口
午前11時30分から午後4時00分・・・会計(3)番窓口
検査料金
一律 7,000円(税込み)
検査のながれ
- 検査日までに下記の様式を準備してください。
様式
・新型コロナウイルス抗体検査申込書兼同意書 [PDFファイル/146KB] - 検査日当日に受付場所に「準備いただいた様式」と共に「本人確認書類」を提出してください。
本人確認書類
・保険証(ない場合は下記でも可)
・運転免許証
・マイナンバーカード等
- 職員が検査場所を案内いたしますので、順番に検査を受けていただきます。
- 検査結果の通知
・結果は1週間程度で発行・郵送します。
※電話でのお問い合わせにお答えすることはできませんのでご了承ください。
注意事項
※感染防止の為、マスク着用・ボールペン持参にてご来院ください
※未成年者の場合は保護者同伴でお願いします。
※正面玄関から入館して受付場所にて抗体検査に来た旨を申し出て下さい。
お問い合わせ・お申込み
市立加西病院 医事課
TEL:0790-42-2200(代)
受付時間:月曜日から金曜日 午前8時30分から午後5時00分(祝日は除く)