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職員メッセージ 臨床研修医 令和2年度

記事ID:0015844 更新日:2021年5月7日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

2年目臨床研修医 『加西病院初期研修の個人的なメリット/デメリットについて』

【メリット】

(1)コメディカルの親しみやすさ
初期研修1年目は社会人1年目でもあります。入職前は不安でいっぱいでしたが2年間の初期研修で人間関係で悩むことはほとんどありませんでした。地域の病院で比較的小規模なので、病院職員は皆顔見知りで初期研修医に対して温かい雰囲気があります。分からないことや不安なことがあれば誰かがすぐに助けてくれます。初期研修は様々なストレスがかかると思いますが職場の人間関係で悩むことが少ないのは大変重要な点であると思います。

(2)一人当直
2年目の4月から当直を任される場合があります。上級医がいない状況で様々な判断を下す(救急外来患者を帰宅させるのか、あるいは入院させるのかetc)という重圧はいい意味で他の病院では経験できない貴重な経験でした。いずれにせよ他の病院でも基本的には3年目からは一人当直しなければならないはずです。救急振り返りのカンファレンスもありますので、フィードバックも受けられます。責任感も自然と身につき、本当に困ったらコンサルトできる環境も揃っています(優しくて頼りになるDrばかりです)。

(3)適度なしんどさ
当直も月3回~8回まで個々の体調や能力に合わせて調整可能で融通が利きます。当直明けは午後からの半休も取得できますので、体力に自信がない方でも問題ありません。夏期休暇5日、加えて有給休暇もあるので、他の病院よりも休暇は取りやすいかもしれません。

(4)待遇の良さ
都市部の臨床研修病院や人気病院よりは、地域の病院なので待遇はいいと思います。時にはつらい時やしんどい時もあるかと思いますが、給料がいいとやはりやる気に繋がります。個人的には、「自分は今月これだけ頑張ったんだ」というモチベーションに繋がりました。

【デメリット】

(1)診療科が揃っていない
自分が将来専門にしたい診療科がない場合があります。
→常勤医がいない診療科がありますが、非常勤で週に何日か来ておられます。コンサルトなどは可能なので日常診療で特に不自由に感じたことはありませんでした。また院外研修も最大3ヶ月まで可能です。

(2)主治医制
チーム制の病院もありますが、当院は基本的には主治医制です。
→担当患者が急変時には研修医が1st callをもらう場面が多いですが、初期対応を考える非常に貴重な経験になりました。緊急性の有無を判断できる感覚が自然と身につきます。

僕は加西病院で人生一度きりの初期研修を送れて本当に良かったと思っています。
もし当院での初期研修に興味が少しでもあれば、是非見学に来てみて下さい!

2年目臨床研修医 『加西病院の研修をするメリット(内科・外科志望以外)』

 私は加西病院で2019年から2年間研修しました。同期には内科・外科志望が多かったのですが、私は途中から放射線科志望に変更しています。内科志望の人に当病院が勧められるのは他の人がもうすでに書いていると思うので、私はマイナー科を志望する人へ当病院で研修するメリットを書きたいと思います。

 第一に加西病院は199床と病院としては決して大きくはないですが、同規模の病院としては様々なマイナー科が揃っています。放射線科に関しては残念ながら2020年の8月に撤退してしまったのですが、その分他のマイナー科で研修する機会に恵まれました。私は放射線科を目指すのに全身の解剖を勉強する目的で耳鼻科、泌尿器科、婦人科、眼科などで研修しましたが、どの科の指導医も快く教育を施してくださり、今現在専攻医研修をする上で役に立っていると実感しています。また、当病院に無い科でも当病院は2年目に3ヶ月間関連病院で研修する機会が得られます。選択肢には加古川中央市民病院や神戸大学医学部附属病院も含まれるため、マイナー科を志す方や複数の科・病院を迷っている人にも加西病院のプログラムは勧められます。

 第二に初期研修中に関しては時間の融通がききやすい点が挙げられます。初期研修1年目は半年間の内科研修、2ヶ月ずつの外科、整形外科、麻酔科研修が必須です。その点は他の研修病院と大きく差はないのですが、他の病院と比較して時間に余裕があるというメリットが挙げられます。もちろん日によっては定時を過ぎることは当然ありますが、時間外のカンファレンスが少ないことはメジャー科志望ではない研修医にとっては大きな利点だと思われます。また、休日に関しても夏季休暇が5日間設定されているほか、病院として年5日間の有給休暇取得を推進しており、特に研修スケジュールに融通が効く2年目でそのメリットが発揮されると思います。(私の同期は5日間以上の有給休暇取得率は100%でした。)

 以上2点からマイナー科を志望する方にも加西病院を勧められます。病院見学に関しても随時受け付けていますので、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

2年目臨床研修医 『内科を考えている方へ

 市立加西病院での2年間の初期研修は自分にとって大変有意義なものとなりました。様々な診療科をローテートさせて頂きましたが、ここでは一番長くお世話になった内科研修についてお話できればと思います。

 市立加西病院の内科研修の一番の特徴は、初期研修医が主体となって診療に携われることです。救急外来でファーストタッチして入院した患者さんを退院まで担当することも多く、医療面だけでなく患者個人の心理や社会的側面にも配慮しながら対応していく中で、知識や技術は勿論、医療者としての倫理観も学ぶことができたように思います。

 また当院での研修は、基本的には循環器内科や消化器内科のように各科毎にローテートするわけではなく、研修中は多様な疾患の担当患者さんを受け持つことになりますが、内科医の専攻を考えている方や、一つの分野に絞った研修をしたい方には、希望した内科の診療科をメインとした研修を行うことも可能です。私自身、消化器内科を考えていたので、1年目は内科全体を幅広く研修し、2年目の内科研修では消化器疾患の患者さんを主に担当し、内視鏡室での処置にも多く入ることができました。他にも経験したい内科疾患があれば、希望すれば担当医にしてもらうことも可能で、柔軟に研修プログラムを組めるところは個人的に大変有難かったです。一口に内科研修と言っても、自分次第でオリジナルの研修プログラムを組めるところは加西病院の魅力だと考えています。

 次は内科救急についてです。研修医は1年目からファーストタッチで対応することになります。慣れない業務もある中で苦戦されることもあるかもしれませんが、温かく教育熱心な上級医や親切なコメディカルの方々のサポートがあり、診療科の垣根も低く各科の先生に相談しやすい環境にあることで良い緊張感を持って研修することができました。2年目からは、本人の希望や力量に応じて一人で時間外当直に入る機会もあるので、救急受け入れ対応や他院転院搬送等、医療知識以外の判断を任されたのは今後の内科専攻に向けての良い経験になりました。

 これまで内科について述べてきましたが、他の診療科も研修に協力的で、有意義な研修を積むことができます。実際の現場の雰囲気については言葉で説明しきれないところもあるので、是非一度見学頂き、直接感じ取ってもらえると幸いです。

2年目臨床研修医 『加西病院での初期研修について(外科志望の観点から)​』

 初期研修の二年間はあっという間でした。今回この場を借りて消化器外科志望の立場から加西病院での研修内容についてお伝えできればと思います。

 加西病院は規模としては比較的小さい病院にあたりますので、研修する知識や手技が偏る懸念があるかと思います。しかし外科部長の先生は最近加古川中央市民病院から赴任されたこともあり、大病院でのメジャーなやり方をしっかりと教えてくださいました。メジャーな外科志望であることをしっかり伝えれば、初期研修二年目には執刀を任せて下さることもあり、僕自身非常にモチベーションが高まりました。

 中でも僕が一番魅力的だと思う点は、外科チームが初期研修医含め5~6人と少人数であり、本当に面倒見のいい先生がそろっていることだと思います。その一例として、医局で自分の執刀したビデオを観ていると、その時通りかかった先生みんなが足を止めて時間を取ってアドバイスを頂けました。自分の手術のどこをどのように改善すればいいのか具体的に解説してもらえるのはとてもありがたく嬉しい経験でした。また、手術中自分がダメダメだった時も、みんなで昼食をとり会話している内にもう一度頑張ろうと思えます。

 このような規模の病院ですから、消化器外科しかないことや、大規模な手術が行われないことなどのデメリットはあるかと思いますが、その分外科で扱う範囲が広く、小さい手術や手技の多くを自分に任せてもらったことはいい経験になったなと思います。

 最後になりますが、加西病院での研修は志望科に関わらず中小病院ならではの魅力があるように感じます。病院のスタッフは皆さん優しく、「あ、自分役に立ってるかも」と思える機会が数多くあったことは本当に良かったです。二年間ありがとうございました。

2年目臨床研修医 『初期研修中断後、加西病院に拾ってもらって~加西(かさい)再生工場での経験~』

 加西病院での研修を終えての感想は、この病院の研修で存分に成長できた、本当にラッキーで幸せです。初期研修中断、5か月のブランクの後、加西病院での研修を文章にすることで似た状況の方だけでなく、研修病院を悩んでいる後輩の方々の参考になれば幸いです。

 私は加西病院と同等の規模の大阪の病院で初期研修を開始しました。意気込んで勉強しましたが、勉強したことを活かす機会も少なく、学生の実習と同じような感覚になってしまいました。研修するモチベーションを保てず、そこから問題が派生し研修中断に至りました。

 研修中断者を受け入れてくれる病院は限られています。何件か関西の病院にあたりましたが、中断理由を聞かれることもなく門前払いでした。はじめて面接していただいたのが加西病院でした。採用いただき勤務すると、研修中断者受け入れだけでなく、転科して内科を勉強したいという先生が複数おられました。教育、育成に力を入れられており、名誉院長による多くの勉強会があり、心電図講義など参加型講義から研修医による症例発表までさまざまな勉強会が行われていました。「ゆっくり慣れていけばいいよ。」と言って頂きましたがまさに言葉通り。副院長先生のカルテの使い方から業務の仕方、医学的なことまで懇切丁寧なご指導があったおかげで、スムーズに内科研修医として病院業務に馴染んでいけました。まさに医師再生工場です。

 内科の研修は科別ではなく、各内科の指導医の下で幅広い内科患者さんを診ます。慣れてくると、指導医の先生に聞きながら主体的に治療をすすめ、中には任せる!と言われ主治医さながらの動きをしたこともありました。以前研修していた病院では、自分は教育をうけるだけでなんの役にも立たないというストレスが常にありましたが、加西病院では患者を診るチームの一員である実感がしっかりとありました。一人で当直する制度もあり、定期的に緊張感をもって研修できました。自然に勉強したいことも増え、充足感と成長を感じる一年間でした。

 加西市はJR沿線でもなく、しっかり田舎です。多くのマイナー科は常勤部長一人で奮闘しておられますが、忙しい中、どの科の先生も自分の仕事と関係ない質問にも快く答えてくれます。ワンフロアーの医局のため、質問してよいタイミングが掴みやすいことも前の病院との比較で実感します。義務としての手技見学がないため、時間を比較的自由に使えます。泌尿器科外来に頻繁に通った週、内視鏡にはまった時や、心エコーを頑張った時、パソコンで動画を見がちな週など受け持ち患者さん以外のことで自分の興味に沿って時間を使えたこともよかったです。

 このように名誉院長の研修医教育への熱意にはじまり、マイナー科も検査室も病院全体が研修医や若い医師を育てる意識を持っていただいているおかげで、どんな人でも成長できる土壌だと思いました。このような病院に拾っていただけたことは本当に運がよかったと思うとともにお世話になった方々に感謝しております。

 今後も素晴らしい医師スタート、リスタートの場でありつづけてくれることと思います。加西病院すべての職員に感謝し、研修修了の投稿とさせていただきます。


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