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加西市議会議員の加西市職員に対するハラスメント事案について

記事ID:0062546 更新日:2026年8月7日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 <外部リンク>

 このたび加西市議会ハラスメント防止条例の規定によるハラスメントに関する申立てがありましたので、同条例第5条第2項に規定するハラスメント審査会を設置して事実関係の調査及び確認を行い、同条第3項の外部有識者の意見を聴取するなどして審査した結果、ハラスメントを認定したので、同条例第6条の規定により、ハラスメントを行った議員の氏名及びハラスメント事案の概要を公表いたします。
 なお、ハラスメントの種別は同条例第2条第2項の類型で表示しています。
 また、公表にあたっては、被害者及び関係者のプライバシー保護の観点から、個人が特定されるおそれのある情報については掲載しておりませんので、ご了解ください。

1 ハラスメントを行った議員の氏名

高橋佐代子議員(副議長)

2 ハラスメントを受けた者

市職員

3 ハラスメント事案の概要

(1)セクシャル・ハラスメントと認定した事案

  • 会議室の通路ですれ違ったときに右臀部を触ったこと
  • シャツが出ていないにも関わらずシャツが出ているとズボンの中に手を入れたこと

(2)パワー・ハラスメントと認定した事案

  • これまで何度も職員のハラスメント担当部署である総務課への口止め発言したこと
  • 勤務時間中などに何度となく断ると機嫌が悪くなる状況でパンや菓子などを満腹や健康診断受診を理由に断っても食べるようしつこく勧めたこと

(3)その他の誹謗、中傷、風評等により相手方に対して人権を侵害し、又は不快にさせる行為としてのハラスメントと認定した事案

  • 「総務言わんとってよなあ。なんぼでもお金積むさかいな。」と発言したこと
  • 根拠なく職務上の重大な失態があったかのような発言をしたこと
  • 就職にあたって親族による違法な働きかけがあったかのような発言をしたこと​

4 公表年月日

令和8年7月16日

 

議長が講じた措置

1 条例第5条第4項の規定に基づき、議長がハラスメントを行った議員に対して行った指導・助言・注意等は次のとおりです。
(1)十分に反省し、二度と同様の言動を行わないようにすること。
(2)これまで議会で実施された3回のハラスメント防止研修の研修資料並びに自ら選んだハラスメントに関する書籍を熟読し、その所感をA4用紙1枚程度(1,000文字程度)にまとめ議長に提出すること。
(3)文書による申立者への謝罪を行うこと。
(4)申立者及び申立者の家族・親族への電話、メール、LINE、ロゴチャットなどを行わないようにすること。また、申立者の情報並びに名誉やプライバシーを損なうおそれのある言動、報復的言動等をSNSへ投稿または第三者への伝達等により、発信・流布・拡散しないこと。

2 条例第6条の規定に基づき、議長がその他必要な措置として行ったまたは行う予定のものは次のとおりです。
(1)議員からのハラスメントの有無についての職員アンケートの実施の市長への要請。
(2)議員へのハラスメントに関する条例に基づく対応等の実態に関するアンケートの実施。

3 措置を講じた年月日
 令和8年7月16日

 

議長コメント

 議員による職員へのハラスメント事案が発生したことについて、議会を代表する立場として、深くお詫び申し上げます。
 本来、私たち議会は、市民の負託に応えるべく、健全で透明性の高い議会運営を行う責務を負っています。その議会の議員により、職員の尊厳を損なう行為が生じたことは、極めて重く受け止めています。
 被害を受けられた職員の心情に寄り添い、必要な支援が確実に行われるよう、執行部とも連携しながら対応してまいります。
 また、既に制定しているハラスメント防止条例の趣旨を、議会自らが率先して体現しなければなりません。条例があるにもかかわらず、このような事案が起きたことは、議会としての自浄作用が十分でなかった証拠であり、深刻な反省が必要です。
 本日の協議会では、事案の検証と再発防止策について、率直かつ真摯な議論をお願いしたいと思います。誰もが安心して働ける環境を整えることは、議会の信頼回復に不可欠です。
 市民の皆さまからの信頼を損なうことのないよう、議会として一丸となって、再発防止に向けた取り組みを進めてまいりたいと考えます。

 [令和8年7月31日の議員協議会にて]

 

事案公表後の経過

令和8年7月16日(水)
議長が高橋佐代子議員に上記「議長が講じた措置」の項番1の指導及び注意等を口頭で行うとともに当該内容を記載した文書を手渡す。
議長が副市長(市長は公務で不在)と会い、上記「議長が講じた措置」の項番2(1)を文書で要請する。

令和8年7月30日(木)
高橋佐代子議員から職員への謝罪文書を議長が預かり、議長から職員に手渡す。
高橋佐代子議員がハラスメントに関する書籍を読んだ所感を議長に提出する。

令和8年7月31日(金)
議員協議会の冒頭で、議長からハラスメント事案が発生したことに対して謝罪する。
議員協議会で、7月30日に高橋佐代子議員から謝罪文書と書籍を読んだ所感の提出があったこと並びに9月定例会初日に副議長の職を辞す意向と聞いたことを議長が報告する。
​議員協議会で、ハラスメントについての条例に基づく対応等の実態に関するアンケートを全議員に行うことを決定する。
議員協議会で、議長の要請により市長が行った「議員からのハラスメントの有無についての職員アンケート」の回答結果として、議員からハラスメントを受けたと感じた事案が6件あったと報告される。
管理職への議員からのハラスメントについてのアンケート結果報告 [PDFファイル/109KB]
議員協議会で、加西市議会ハラスメント防止条例の見直しを行うこと及び今回の事案を踏まえたハラスメント防止に関する議員研修を実施することを決定する。​​

令和8年10月5日(月)予定
ハラスメントの防止に関する研修を講師を招いて実施する予定。

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