滑走路の北端に加西市地域活性化拠点施設 「soraかさい」がオープンしています。展示 「鶉野ミュージアム」を観覧することにより、鶉野飛行場に関する歴史や飛行機のことについて学ぶことができます。また、カフェやお土産を購入できる物販コーナーもあります。一般社団法人 加西市観光協会も入っていますので、加西市の観光についてのご案内も出来る施設になっています。
ここでは、多目的室やキャノピー広場、エントランス広場などイベントができる貸スペースも設けられています。


soraかさいができるまで(年表)
平成28年 |
国から加西市へ鶉野飛行場滑走路跡が払い下げられる。 |
平成29年 |
機銃座・爆弾庫の整備 |
平成30年 |
門柱・衛兵詰所・面会所(トイレ)の整備 |
令和元年 |
防災備蓄倉庫完成、紫電改実物大模型一般公開開始(6月9日)、散策道の整備 |
令和2年 |
巨大防空壕シアター公開開始(6月21日) 解説板・安全板設置 |
令和3年 |
加西市地域活性化拠点施設・九七式艦上攻撃機実物大模型 工事完成 |
令和4年 |
加西市地域活性化拠点施設「soraかさい」オープン(4月18日~一般公開) |
soraかさい展示物
映像・飛行機模型・歴史実物資料による鶉野飛行場に関する展示
技術コーナー
紫電改と九七式艦上攻撃機の実物大模型展示(2階からの展望コーナーあり)
- 紫電改の技術的な解説パネル
- 整備台
この整備台は「紫電」「紫電改」の整備に使用されていたものです。戦後は加西市内の各小学校で朝礼台として使用されました。この朝礼台は鶉野平和祈念の碑苑保存会から寄贈されました。

- 操縦席模型
- 小型飛行機模型
- ジオラマ
令和3年「鶉野飛行場跡周辺古地図再生プロジェクト」において収集した貴重な史料と当時の様子を知る方などのインタビューをもとに作成された「姫路海軍航空隊復元図」を元に作られました。

- 九一式航空魚雷
この魚雷は大日本帝国海軍において実用化された、ほぼ唯一の航空魚雷です。吊り下げ展示している九七式艦上攻撃機が敵艦船への攻撃に使用する種類の魚雷も、これになります。

歴史コーナー (写真撮影禁止エリア)
- ストーリーウォールでの解説映像(昭和18年から終戦までの約3年間を4項目の映像)
- 飛行場の建設 (年表・陳情書(加古川飛行場)・滑走路のコンクリート)
- 航空隊の開隊 (航空隊関係・軍人さんの持ち物)
- 特攻隊の編成 (絶筆の書かれた落下傘(複製)・映像による演出あり)
- 戦闘機の組立 (川西航空機関係の物品・紫電の部品)
- 継承戦時体験者の証言映像(7人分の映像 )
エントランス広場
- 鶉野平和祈念の碑苑
- 転圧ローラー
鶉野飛行場の造成をするときに、地面を転圧するため人力で引いたローラーです。戦後は飛行場の北側にある加西中学校で使用、保管されていました。
- 空のポスト
イベント情報
soraかさいでは、エントランス広場・キャノピー広場を使ってイベントを開催しています。
詳しくは、指定管理者が運営しているホームページをチェックしてください。
指定管理者ホームページ https://sorakasai.jp/<外部リンク>