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【先輩移住者の声】 久世さんご家族
おいしい野菜で人々をしあわせに
久世さんご家族(移住3年目)
久世 継義さん
志穂さん
花恵ちゃん
豊章ちゃん
移住前 京都府京都市
移住後 加西市九会地区 農園「よしよし畑」経営
商社や農薬メーカーでの勤務を経て起業。農園の「よしよし畑」という名前には、甘くて味の濃いトマトなど、食べる人をおいしい野菜で「よしよし」したいという思いが込められている。
農業起業を機に移住し、仕事も生活も充実の毎日。
新しい栽培技術と妻のデザイン能力を合わせれば、野菜でもっと世の中を幸せにできると、農業で起業を決意。大都市に近く、野菜作りに適した農地を探す中で、加西市に出合いました。担当してくれた市の方は「人生をかけるんだから悔いなくチャレンジできる農地を探さないと」と親身に対応してくれました。その結果、条件の良い農地と、作業場付きの広い農家物件に巡り合えました。
現在生産するのはトマトやナスなど。皮がうすくてとびきり甘いミディトマトは、神戸から姫路エリアのスーパーを中心に好評をいただいています。移住して生活も大きく変化。妻とは起きてから寝るまで、ずっと一緒です。良くも悪くも仕事と生活が一緒になった新しいライフスタイルに日々奮闘しています。
私と妻が忙しいときには、隣の家のおばあちゃんが子どもたちの面倒を見てくれます。地域で子育てをする風土があり、持ちつ持たれつの関係があるのも加西暮らしの魅力だと思います。
「よしよし畑」のハウスはカナダからの輸入品。背が高くて作業効率が良く、収穫量も多い。穫れた野菜は、イオン加西北条店やかさい愛菜館、中野町の食料品店すがのなどで購入できる。
手描きの温かなイラストがついたPOPやパッケージは、デザイナーでもある志穂さんの作品。
仕事
「新規就農支援制度」を利用
私の場合は、当初からビジネスとしてしっかり稼げる農業をめざしていたので、設備投資が多くなりがちでした。そこを金銭的にサポートしてもらえたのは、ありがたかったです。
すまい
農家物件をリフォームで快適に
自宅は、昔ながらの田の字型の間取りの古民家。蔵と納屋がついた農家物件を借りています。家賃は少し安くしてもらい、自己資金でキッチンとお風呂は、使いやすいようにリフォームしました。
※記載の内容はインタビュー時点(2020年9月)のものです。