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加西市内にある文化財の維持・継承・魅力発信にかかわる活動に携わる【加西市文化財サポーター】を募集します!
最初の活動として、加西市の文化財を代表する「史跡 北条の五百羅漢」の保存にかかわる作業をおこないます。
歴史が好きな方、文化財に関心のある方、文化財の保護・魅力発信に実際に携わりたい方を対象とした取り組みです。
あまり経験できない文化財の調査・保護・発信といった活動を通して、楽しみながら加西市の文化財や歴史にふれてみませんか。
令和7年度:「北条の五百羅漢」保存修理作業
ほかにも…
※ただし、各活動に対して報酬・旅費等は支給できません。
下記の専用フォームから入力・申し込み
https://logoform.jp/form/5Qiw/1189647<外部リンク>
もしくは、加西市生涯学習課に直接ご連絡ください。
加西市北条町北条に位置する羅漢寺には、五百羅漢像をはじめとする多くの石造物が立ち並んでいます。
その素朴で温かみのあるお顔だちは、古くから「親が見たけりゃ北条の西の五百羅漢の堂に御座れ」とうたわれるなど、地域で親しまれてきました。
これらの石造物群は、17世紀の初め頃(江戸時代初頭)に隣接する酒見寺の再興に伴って造られたと考えられ、当時の寺院や信仰の動向、石造技術を考えるうえで重要な文化財といえ、平成30年には、県の史跡に指定されました。
一方で、これらの石造物は長年の風雨により劣化・崩落が進んでいます。
こうした現状を受け、令和7年度にはさらなる劣化を防ぐため、五百羅漢保存修理事業を実施します。
←石造物の劣化状況
石造物のさらなる劣化を防ぐための簡単なクリーニング、薬剤の塗布などを行います。
作業にあたっては、文化財保存・修理のプロによるレクチャーを受けていただきます。
第1回作業日:令和7年10月4日 (土曜日) 午前10時~(予定)
第2回作業日:令和7年11月1日 (土曜日) 午前10時~(予定)
先着10名(定員を超えた場合でも、その他のサポーター活動には参加いただけます)
羅漢寺(加西市北条町北条1293)