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令和7年11月22日(土曜日)、イオンモール加西北条にて「第5回加西STEAMフェス」が開催されました。当日は加西市内のみならず、近隣の市町や京阪神といった遠方からも多くの方々にご来場いただき、会場は終始、大変な活気に包まれました。 本イベントでは、兵庫教育大学による3Dプリンターやレーザー彫刻機、カッティングマシンを用いた万華鏡づくりをはじめ、ALTとの英語交流、ハリマ紙器のぬりえブース、北条高校によるあびき湿原展示発表、小学生による新聞記者体験の作品展示、中学生の自由研究作品展示など、多彩なブースが展開されました。参加者は最新技術や地域文化に触れ、STEAM教育の魅力を存分に体感しました。

今回の開催で大切にされたのは、「型にはまらない」「ひとまずやってみる」「失敗して前進する」という3つの「STEAMのマインドセット※」です。これらは変化の激しい時代を生き抜くために必要不可欠な考え方であり、大人の皆さんが積極的に挑戦する姿は、子どもたちにとっても大きな励みとなりました。
※ヤング吉原真理子・木島理江『世界を変えるSTEAM人材~シリコンバレー「デザイン思考」の革新~』,朝日新聞出版,2019