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中央公民館主催講座「”わくわく”ふるさと加西の歴史再発見」は年間5回(第4火曜日)開催しています。
その第3回講座を9月29日に開催しました。本講座は昨年度より座学だけではなく「フィールドワーク」を取り入れています。今回は大正時代の北条の地形図を片手に、公民館近くの『保木山周辺』を散策しました。保木山の北面は、町内を流れる3本の小川が集まる場所だったため、実際に歩いてみると、大雨が降った際にはここが氾濫したのだろうなと、容易に想像がつきます。加西市史にもその辺りは沼地が多かったと記されているそうです。山裾をぐるっと回り南面から丸山公園に入り急な坂道を上ると、市立老人福祉センター松寿園跡の石碑や谷川秋夫さんの和歌の石碑がありました。当時の時代背景や様子等の説明を聞きながら、保木山の山頂に到着しました。今は地球儀展望台で有名ですが、実はかつて古墳があったことも教えていただきました。最後に、北条東小学校側に下り、谷田池横の旧道を歩きながら、馬落と呼ばれていた理由やお地蔵が祀られていること、第二次世界大戦終戦間際には地下工場で作られた物資を北条町駅まで運ぶためのトロッコのレール跡の地形がかすかに残っていること、塩田池には掩体壕(えんたいごう)に似た施設が作られかけていたこと等の説明を聞きながら、昨年度フィールドワークを行ったsoraかさい周辺のお話とも繋がっていくのを、実感された受講生もいらっしゃいました。
加西市歴史ガイド隊の内藤能民さんによる事前準備とハンドアウト資料、そして当日の詳しい解説は本当に素晴らしく、受講生の皆さんは「初めて訪れた場所ばかりで、発見がいっぱいあって、とても良かった。」「内藤さんの説明が分かりやすくて、前もって説明を受けた後、現場で実際に見ることで理解が深まった。ありがたかった!」と口々に感謝の言葉を寄せられていました。小雨降る中での講座となりましたが、実施できて本当に良かったです。


第4回講座の案内です。
と き : 令和8年10月27日火曜日 10時00分から11時30分
ところ : 加西市民会館 コミセン2階 視聴覚室
講座内容 :「うづら野に生きた人々の歴史」
講 師 : 加西市郷土研究会 喜谷 進一朗 氏
※本日の講座に係る参考文献の著者でもあられます。どうぞお楽しみに!