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今回の講師は、北条鉄道 鉄道部 大西貴己先生、頃安武夫先生です。
「北条鉄道ものがたり」と題してご講演いただきました。現在の兵庫県の鉄道路線がすべて同時にできたわけではなく、臨海部より少しずつ伸びていったことや国有化された歴史などを知りました。そして、国鉄北条線から現在の北条鉄道が誕生した経緯も学びました。三木鉄道のように廃線となった路線もある中、鉄道の歴史はまさに国の歩みを反映するものであると感じさせられます。
現在3両の車両が稼働していますが、今後はキハ40に続いて新しい車両も加わる予定とのことです。近い将来、車両同士がすれ違う風景が見られるようになると話題になるのではないかとご紹介いただきました。
大西先生は、北条鉄道で30年を超える勤務をされており、まさに北条鉄道の生き証人です。講演では、現在勤務されている社員の方々の素敵なエピソードをご紹介いただきました。中学生の時に「トライやる・ウイーク」で実習に来た生徒さんが大人になり、実際に北条鉄道の職員として働かれているお話や、地域の秋祭りで知り合ったご縁で北条鉄道に勤務されることになったお話など、人と人との結びつきがもたらす温かいお話に胸が熱くなりました。ほかにもユニークな貸し切り列車の話題や集客を向けたさまざまな取り組みについて熱く語ってくださいました。
講座生の皆さんからの質問やご意見にも大変丁寧にお答えいただき、地域の足を守る誇りと未来へ残していく強い責任感がひしひしと伝わってきました。
先生方のお話をお聞きしたあとでは、ガタゴトと田園風景の中をゆっくりと走る列車も、また一味違った目線で愛おしく見えるような気がします。大西先生、頃安先生、本日は本当にありがとうございました。