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空がつなぐヒト・コト・モノ交流推進プロジェクト

16 平和と公正をすべての人に17 パートナーシップで目標を達成しよう
記事ID:0041172 更新日:2024年1月1日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 <外部リンク>

事業実施計画

事業概要

歴史的な戦争遺産や平和関連施設を有する地方自治体が連携して「空がつなぐまち・ひとづくり推進協議会」を組織し、協議会を中心に自治体間や観光協会をはじめとしたの関連団体との連携により「ヒト・コト・モノの交流」を深め、平和学習、平和ツーリズムを推進します。

事業計画期間

令和5年度(2023年度)から令和7年度(2025年度)

連携市町

兵庫県加西市(代表市)

兵庫県姫路市<外部リンク>

熊本県錦町<外部リンク>

大分県宇佐市<外部リンク>

鹿児島県鹿屋市<外部リンク>

目的・効果

ICT技術を活用した観光コンテンツの創出や歴史資料のデジタル化、ビッグデータ活用による来訪者増を図るとともに、各市の戦争遺産を活用した共同プロモーションを実施し、戦後80年や大阪・関西万博での平和ツーリズムのアピールにより、更なる認知度の向上と集客を図り、まちの賑わいを生み出します。また、地域間連携を活用した農畜水産物のマッチング、新商品開発等により地域経済の循環を目指します。

目指す将来像

「空がつなぐまち・ひとづくりマーケティングストラテジー」戦略に基づいて5市町での連携を深め、平和ツーリズムの推進や平和交流活動に取り組みます。

5市町及び観光協会は、「ヒトの交流」、「コトの交流」、「モノの交流」を通じて連携強化と持続的な成長を目指します。具体的には、市民レベルの交流拡大、平和拠点施設の観光振興、新商品開発や製造販売による経済循環などを推進します。また、ウクライナ情勢を受けて平和ツーリズムのPRを強化し、各地の戦跡や平和関連施設の自治体や団体との連携を広げ、これにより賑わいのあるまちづくりを進展させます。

地方創生に関する課題

​大きく6つの課題があります。

1 市民レベルの交流と人材の育成のために、各市町の児童生徒同士による平和学習や平和交流を、ICT技術を用いて実施する必要があります。

2 平和教育旅行の増加に伴い、ガイドが不足し、また一般の観光需要は伸び悩んでいます。

3 新型コロナウィルスにより来訪者が伸び悩んでいるミュージアムや戦跡資料館では、認知度向上と来訪者増に向けた取り組みが必要です。

4 宿泊を伴う観光客が少ない協議会の各市町では、滞在時間を増やすための周遊できる仕掛けづくりや観光コンテンツの開発等が必要です。

5 2025年に迎える戦後80年や大阪・関西万博に向けて、歴史資料の整備やデジタル化、平和啓発事業を通じた取り組みが必要となります。

6 各市町は地域間連携を活用し、特産品組み合わせた新商品開発で、消費拡大と収益増を目指す必要があります。

​​課題解決のため実施する事業の概要

ヒトの交流

戦争の記憶や平和への思いを若い世代に伝えるため、ICT技術を活用し小中高生による平和学習や交流を推進し、人口交流の拡大と人材育成に取り組みます。また、コロナ禍で増えた小中学校の平和教育旅行の流れを受け、戦跡ガイドや語り部を育成し、来訪者を増やします。さらに、平和ツーリズムの認知度向上のため、近隣府県を中心としたプロモーションを強化し、来訪者増加や交流を目指します。

・ICT技術を活用した平和学習、平和ツーリズムの推進
・語り部やガイドの育成 等

コトの交流

ビッグデータを用いたビジター分析を行うなどして、ミュージアムの来訪者増を目指します。また、各市のミュージアムや戦跡を観光スポットとして、移動手段と組み合わせ新たな観光コンテンツを作り出します。2025年の太平洋戦争終戦80年に向けて、歴史資料の収集やデジタル化、オンラインミュージアムの開設を進め、さらに2025年の「大阪・関西万博」での市町連携事業を検討し、平和へのアピールと来訪者の増加を目指します。

・ビッグデータ活用による来訪者増
・移動手段の整備、観光コンテンツ創出
・歴史資料のデジタル化
・オンラインミュージアム等による共同プロモーション
・戦後80年事業、大阪・関西万博<外部リンク>での平和ツーリズムのアピール 等

モノの交流

ふるさと納税市場は年々拡大しており、これらの納税で得られたビッグデータを活用して各自治体の地域資源を把握し、それらをマッチングさせることで新商品の開発やブランド化を目指します。特に他地域の農畜水産物を原材料とした新商品開発や販売の可能性も調査し、地域間の消費拡大や地域経済向上の仕組みを創出します。

・ふるさと納税の寄付データ活用
・地域間マッチングによる新製品の創出 等

​KPI(重要業績評価指標)

​KPI1 観光ガイドによる平和関連施設案内者数(目標値 50,575人)

KPI2 児童生徒の相互平和学習・交流による参加校数(目標値 14校)

KPI3 ふるさと納税のうち農畜水産物返礼品に対する寄付金額(目標値 30,000千円)

※目標値はいずれも2025年度末数値

関連事業

加西市

観光課ページ

第3次加西市観光推進基本計画

「soraかさい」研究室

鶉野飛行場跡 平和学習コンテンツ

soraかさいファンパスポート

かさい観光ナビ(加西市観光協会)<外部リンク>

加西市ふるさと納税

加西市総合政策審議会

5市町連携

空がつなぐまち・ひとづくり推進協議会 ホームページ<外部リンク>

・空がつなぐまち・ひとづくり推進協議会 ​Instagram<外部リンク>


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