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近年多発する「高齢者」を狙った数々の特殊詐欺。
そんな詐欺から身を守るため、東播磨消費者センターの當房順美様にご講演いただき、正しい対処方法を知る絶好の機会となりました。
内容は、大きく3つ。
1. 消費者トラブルの現状 2. 契約とは? 3. 最近の相談事例
2.については、「契約はいつ成立するのか」がポイント。
講 師「コンビニでお茶を買います。どの段階で契約が成立しますか」の問いかけに
受講生 ほぼ全員「お金を払ったとき」に手が挙がりました。(自信に溢れて)
しかしその答えは、「レジに商品を持って行ったとき」と。
この後、「一旦成立した契約はやめられるのか?」の話題に。
「訪問購入」「訪問販売」「電話勧誘販売」は、クーリングオフができると聞き、もしもの場合にも救われる道があることが分かりました。
最後に、本日の総復習。○×クイズで力だめしを行いました。
「宅配寿司注文のキャンセルは?」「訪問販売契約で工事が終わってしまった場合は?」等々。
皆さんが頭を抱える場面が伝えられ、奥の深さと難しさを感じました。がしかし
「困ったら消費生活センターに相談を!」「188へ電話」のアドバイスを聞きひと安心。
参加者からは、「すぐに役立つことを聞くことができました。具体的な例でよく理解できました。」「『188 イヤヤ』覚えました。まずは、契約前に一呼吸。」など、絶賛の声をいただきました。
「意識が変われば、行動が変わる」とよく言われます。皆さんの意識改革で、特殊詐欺被害がゼロになることを願って止みません。