本文
中央公民館主催講座「”わくわく”ふるさと加西の歴史再発見」の第3回講座を 8月26日(火曜日)に開催しました。
今回は、加西市教育委員会生涯学習課の 竹本 周 学芸員 より『加西の石造物』と題して講義をしてもらいました。本講座は『ふるさと加西の歴史ロマンを再発見することで、心を”ワクワク”させてもらいたい』との願いを込めて昨年度より開催している講座なのですが、その魅力が徐々に広まってきたのか、年度途中にもかかわらず、新たな受講希望者2名が加わり、盛大に開催することができました。
竹本学芸員はこの日の為に、日常業務の隙間時間を参考資料作成に費やしていただき、当日のハンドアウト資料は素晴らしい冊子になっていました。石造物の種類ごとにシンプルな説明書きを載せ、その横には数多くの実物写真や図表が付いていました。また最後には、小学校区ごとの地図に、石造物が置かれている場所を示したり、国·県·市指定文化財を種類ごと指定年月日ごとに、歴史年表も添えて、一覧表にまとめてありました。
受講生の皆さんからは「石造物といえば五輪塔や五百羅漢といったお寺に行かないと見れないものと思いきや、道標や腰石積建物といった身近な場所にもあること、そして、その石材には地元の高室石や長石が使われていたことを初めて知った…」「資料の最後に紹介してある地図を片手に、穏やかな季節になったら、ぜひとも歴史散歩したいなと思った…」等の感想が寄せられました。
第4回講座の案内です。
と き : 9月30日火曜日 午前10時から11時半
ところ : soraかさい(加西市鶉野町2274‐11)
講 師 : 加西市観光協会 歴史ボランティアガイドの皆さん
※初の試みとなる『フィールドワーク』です。どうぞお楽しみに!