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毎年夏休みに開催している小学生を対象とした三味線教室を7月31日(木曜日)と8月2日(土曜日)の2回開催しました。
講師は、北部公民館登録グループ「藤の音みんよう会」の遠藤先生と大西先生です。
まず初めに、三味線が遠い昔、中国からやってきて日本に広まったという歴史的なお話から、三味線の扱い方、各部分の名前、バチの持ち方、弦の押さえ方を教わりました。楽譜も学校の音楽の教科書で見る楽譜とは少し違います。横書きの3本線の上に指で押さえる場所を算用数字で書いてある三味線の楽譜です。
低学年の子どもたちは、手が小さいこともあり苦労する場面もありましたが、ひとりひとりに丁寧に指導してくださり、一音一音鳴らし始めることが出来ました。そして少しずつ音が重なり、「さ、く、ら~、さ、く、ら~」と聞き覚えのある曲が奏でられるようになってきました。
一か所だけちょっと早く左手で弦を押さえたり、弾いたりするところがあるのですが、何回も何回も練習しました。
弾けるようになると嬉しいものです。休憩もはさみながら、心静かに和楽器に触れました。
最後には、全員でゆっくりと「さくらさくら」を一緒に弾きました。
1.2年生は保護者の方も同伴で参加していただいたのですが、保護者の方も上手に弾かれていましたよ。来年は「親子で三味線を舞台で披露!」なんてことも夢ではないかもですよ!
北部公民館登録グループ「加西市親子三味線教室」は、第1、3土曜日 午後7時から9時30分 北部公民館で活動しています。見学も出来ますので、お気軽にお問合せください。お待ちしています。