本文
8月12日に実施した学習会では、夏バテ防止のための栄養について学びました。講師は、料理化学研究家 村上貴美子先生です。
暑い時期は、のど越しの良い麺類や冷たい食べ物に偏った食事になりがちですが、それが続くと胃腸や消化機能が衰え、体の不調にもつながりやすくなります。厳しい夏を乗り切るための大事なポイントを教えていただきました。
ナスの皮やキュウリのヘタ、カボチャの種などを捨ててしまっていませんか?もしそうであれば勿体ないことをしています。そういった捨ててしまう部分にこそ多くの栄養が詰まっているのです。
夏はナスやトマト、ピーマンなど色の濃い野菜が多く出回ります。それらには暑さを乗り切る為に必要な栄養素が含まれています。また、たんぱく質やビタミンB1などもバランスよく食事に取り入れて暑さに負けない体づくりをすることが大切です。目からうろこの内容に、受講生は熱心にメモを取りながら耳を傾けておられました。
野菜や魚、梅干しや玄米などを入れた炊き込みご飯の試食もいただきました。色々な材料からのうま味が染み出ていて、優しい味で美味しくいただきました。
炊飯時に、ゆで卵や皮付きのナスなども一緒に入れて炊かれていました。こうすることでスイッチを押すだけで一品が完成します。暑い夏には嬉しい限りですね。
夏バテ防止のために必要な知識を学ぶことが出来、毎日の食事を見直すきっかけにもなりました。これをきっかけに食事を見つめ直してみたいと思います。本当にありがとうございました。