本文
「今回からは、ご自身の描きたいものを描きましょう」
今日も先生から漏れる『魔法の言葉』を聞き逃さないように、見逃さないように、風景画、動物、果物、人物画など、各自、描きたい題材に挑戦です!
初参加の方が描いてきた『山の中にある教会の風景』に対して、先生からすぐにお褒めの言葉が。一人ひとりの様子を見ながら声掛けをしていただけ、受講生にはとても励みになります。
人物画に影を入れる時は何色を使うか?との問いに、「青か茶色を使う」と正解した受講生には、先生の笑顔がこぼれました。
「僕らでも一発では色が作れないんですよ」
影を入れる際の先生の言葉です。プロの方でも一発で色を作るのは難しいんだと驚いたり、安堵したりしていると、先生の筆先から現れる鮮やかな色合いに、やっぱりプロの方はすごいと教室中が感嘆の声を上がりました。
また、過去の完成作を見てもらった際には、『すごい』『言うことなし』と先生や周りから大絶賛される瞬間も。
この講座では、こんなふうに先生と受講生のあたたかいやり取りと笑顔が溢れています。
絵の具の色数についての話題では『黒は使ってはいけない』という指摘から、紙で黒を拭き取りつつ、先生の優しい言葉で受講生が安心する様子が見られました。このような学びと笑顔に満ちた時間が、今日も穏やかに流れています。
水彩画を描くことは“むずかしい”ですが、的確なアドバイスが届くからこそ、「“やさしい”水彩画教室」になっていることを実感し、第2回目もあっという間に終了しました。