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中央かしの木学園(第2回講座)『災害大国日本の現在と未来について学ぶ!』を 、6月10日火曜日に開催しました。
折しも兵庫県も梅雨入りし、当日は雨模様の足元の悪い中での開催となりましたが、今回のテーマが「防災気象講演会」であったため、より意欲的に学ぼうとされていたように感じました。講師には ”台風や豪雨” を主に研究されている、名古屋大学宇宙地球環境研究所教授 坪木 和久 氏を招聘し、ご講演いただきました。近年、線状降水帯の発生による風水害の多発や、台風の大型化が顕著になっています。このような現象がなぜ起こっているのか、坪木先生が研究を通して収集された歴史的な視点や過去の事例、近年のインフラ整備状況など、様々な角度から多くのデータ、さらに、先生が実際に飛行機を飛ばして台風の目にカメラや調査機器を投入され収集した映像やデータを通して、基礎的な情報から最新の研究に至るまで、とても分かりやすく教えていただきました。
会場準備及び後片付けをしてくださった当番の講座生の皆さま、朝早くからご協力いただきありがとうございました。次回担当の皆さまもよろしくお願いいたします。
※坪木教授の講演の際に使用したスライドを下記に添付しています
第3回講座のご案内です。
と き : 7月8日火曜日 10時00分から
ところ : 加西市民会館 コミセン小ホール
テーマ : 健康教育《企業出前講座》
『アクティブシニアの夏の熱中症対策』
~水分補給と栄養~
講 師 : 大塚製薬株式会社
熱中症対策アドバイザー 宮本 利夫 氏
※どうぞお楽しみに!