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主催講座 『家庭菜園 元気な野菜が育つ仕組みを知る』 スタート

記事ID:0052486 更新日:2025年5月30日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 <外部リンク>

「公民館ドラフト会議」よりアイデアをいただいた近年人気の「家庭菜園」の講座を開催しました。講師は、兵庫県立フラワーセンター非常勤講師の藤田伸一氏。

まず最初に、先生が家庭で育てている植物「サラサウツギ」「ミツバ」「オルネア」「ムシトリナデシコ」の鑑賞会からスタート。少し説明を受けたあと「お帰りの際、おひとり一つずつお持ち帰りください。」との先生の言葉に、皆さんニッコリ顔。

先生が家庭で育てられたサラサウツギの30センチくらいの背丈の苗 先生が家庭で育てられたミツバの20センチくらいの背丈の苗 先生が家庭で育てられたオルネアの40センチくらいの背丈の苗 先生が家庭で育てられたムシトリナデシコの40センチくらいの背丈の苗

さぁ、本編の始まりです。

今回のポイントは3つ。

1つ目は、『私たちはみな、植物のおかげで生きている』

(1) 栄養素として、有機物と無機物。

 「エネルギーと体をつくる有機物等は、最初植物がつくる。動物、微生物はそれを食べて生きているのだと。すなわち、消費者と分解者なんですよ。」

まるで、中学校の理科を学んでいるようでしたが、皆さん頷きながら熱心に聞かれていました。原点に立ち返った学びとなりました。

2つ目は、『植物の体の大まかなしくみと体づくりの流れ』

(1) 体の各部の主な役割の中で、葉に着目しての話。
   「葉緑体でブドウ糖、アミノ酸等の栄養分をつくり、気孔から水を蒸散する。」
   「木陰が涼しいのは、このお陰なんですよ」と先生がつぶやかれ、皆さん納得顔。

(2) 体づくりの主な流れでは、何といっても『光合成』
   栽培上の重要ポイント、そのキーワードは、
   「光を好む植物は、日当たりが第一。肥料増ではなく日当たりの改善!」でした。

3つ目は、『夏野菜の栽培ポイント』
(1) キュウリ、ナスは、下をスッキリさせ、上で勝負。
   「すなわち日当たり良好、風通しよし」が大切。
   先生が描かれたイラストが分かりやすく、ここでも皆さん納得顔。

講義の様子 受講生の前で植物を手に講義する講師の様子

他ではなかなか聞けない話がたくさんあり、皆さん興味津々でアッという間に時間が過ぎていきました。先生の熱い思いのつまったイラストから植物への愛情の深さがひしひしと伝わってきて、それを惜しみなく皆さんに伝えたいという熱量が会場をヒートアップさせ、1時間30分の講座では受け止めきれないくらいです。「もっと聞きたい。尋ねたいことがー。」の声とともに惜しくも終わりの時間となってしまいました。

本講座は全2回の開催となっており、次回6月19日(火曜日)が最終回となります。
先生の植物へのたっぷりの愛情と知識を分けていただきましょう。お楽しみに!!


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