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木彫り教室は、北部公民館老人大学の趣味講座としてスタートし、昭和50年には藤原輝二先生のご指導のもと、泉中学校で「成人学級木工教室」として開設されました。
昭和57年からは、深山繁一先生ご指導による北部公民館「特別教室」として、多くの教室生が木彫りの実技実習を学んでこられました。
平成19年からは、別府智昭先生のご指導を受け、北部公民館の登録グループ『木彫り教室』として現在に至っています。
かつて、古材・端材等を使って木彫りを行うのは農村や山村で普通の趣味であり、護身用や極楽往生を願う念持仏もつくられてきましたが、多くの作品が時間とともに消失してしまいました。そのことを惜しむ思いから、そして、公民館での木彫り教室50周年を記念し、アスティアかさいで作品展が開催されました。
このたび、出品された作品は、初代講師の藤原輝二さん、現講師の別府智昭さん、グループ代表の松本壽泰さん・ひづるさん、他9名の方々の力作が展示され、多くの来場者の心を引き付けました。ご尽力いただいた多くの方々に感謝するとともに、今後も木彫り教室が末長く続くことを願っています。