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令和6年度中央公民館には、21の登録グループがあります。公民館に ”集い·学び·繋がる” その内容は様々です。作品を作る《書道(2)·絵画·絵手紙·手編み·和裁·表装·木工·竹細工》、作法を学ぶ《茶道·着付け》、スポーツ·体操をする《ヨーガ》、学習する《短歌·園芸》、身体で表現する《銭太鼓》、唄を唄う《詩吟》、料理をする《そば打ち·和菓子》、楽器を演奏する《大正琴》、歌を歌う《コーラス(2)》等が挙げられます。そんなグループ活動の様子を『中央公民館ブログ』にて紹介していきます。〈注:カッコ内数字はグループ数〉
第10回目は『装道会(着付け)』さんです!
・活動日時 … 第2·4土曜日 9時30分から12時00分
・活動場所 … コミセン3F 教養室
『装道会(着付け)(代表:長濱 幸 氏)登録者:9人』さんは、小谷 香代子 先生のご指導を仰ぎながら、「箪笥に眠る着物を着て あなたの魅力を発見してみませんか!」をコンセプトに、毎回楽しく集い、お互いに教え合いながら活動されています。活動の様子は、お着替えをされている教室ゆえ、当然参観したことはないのですが、嬉々として集い、楽しそうに帰れる様子を見ているのと、年度途中にお仲間に入られた方が1名、見学に来られた方が2名と、その魅力に広がりをみせる様子から、素晴らしい活動をされているグループさんだと思っています。
さらに素敵だな感じた出来事がありました。それは「中央ふれあいまつり」で舞台発表をされた時の事です。舞台上で手際よく着付けを披露しつつ、それぞれの着物の紹介と、なぜ着付けを学んでいるのか等を、それぞれの方々が文章にまとめたものを、当日の司会進行を務めてくれていた、県立北条高等学校·放送部の生徒が紹介してくれました。「この着物は大島紬で、母が私のために誂てくれたものだったのですが、一人で着ることができないため、ずっと箪笥に眠っていました。母が亡くなり、どうしても自分で着れるようになりたいと…」「母の形見の着物を着れるようになり、優しかった母を想い出し…」等、上手に朗読してくれるアナウンスを聞きながら、あぁそうなんだと舞台を見ていると、最近涙もろくなってきたのかポロポロと頬をあついものが伝わっていました。グループに仲間入りされた理由は、他にもあるでしょうが、これからもできる限りの支援·応援をしていきたいと考えています。
「中央ふれあいまつり2024」にて舞台発表された様子を写真にて紹介しします…