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令和6年度 ”わくわく”「加西こどもいけ花教室(最終回)」を開催しました!
子ども達が、加西市内で生け花のお稽古をされている ”7流派” に学ぶ「加西こどもいけ花教室」、今年度のトリを飾ったのは『嵯峨御流(さがごりゅう)』さんでした。講師の西脇 知代甫 先生・山本 繁月 先生から、1200年の歴史と伝統を持つ2つの生け方を学びました。ひとつは ”七宝” を使い、水際を美しく整えて生ける「自然盛」、もうひとつは ”嵯峨三宝(剣山の一種)” を使って、現代風に生ける「飾盛体(しょくせいたい)」です。お二人から、準備された花材の名前と特徴を説明され、生けられた手本を紹介された後、「では皆さんも自由に生けてみましょう…。はいどうぞ!」との声かけでお稽古が始まりました。今回も子ども達にとって『無限の可能性!』を発揮する場となりました。(*なお本日の花材は”チューリップ·ストロベリーフィールド·ゴッドセフィアーナ·ズワエ”でした)
本教室の受講生は、昨年の11月9·10日(土曜·日曜)に開催された『加西市文化祭いけ花展(会場:市民会館コミセン2Fギャラリー)』に、『こどもいけ花展』としてオープン参加させていただきました。会場を市民会館玄関横の”まちライブラリー”としていたため、いけ花展に来られた多くの来館者の皆さまが、行きに帰りにと、何度も子ども達の作品を鑑賞してくださり、両日ともに会場係をしていた私たちに、大絶賛のお言葉を数多くお寄せいただきました。子ども達の頑張りを認めていただいたことを本当に嬉しく思いました。
加西市中央公民館のホームページを開いていただくと、トップページに『地域で学び、伝統文化を次世代に引き継ぐ』と載せています。「加西こどもいけ花教室」は、まさしくその言葉通りの講座となっています。あらためて調べてみると「加西こどもいけ花教室」は、文化庁からの支援事業を受ける前の平成24年度から始まっており、本年度で13年目を迎えています。これからも中央公民館ならではの ”こども教室” として、末永く続けていけたらと願っています。