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「片づけが苦手な人、この指とまれ~」なんて言われたら、どうでしょうか。私なら一番に飛びつくかもしれません。
「終活」「断捨離」という言葉を目にしたり、聞いたりする機会が増えてきている今、「じゃあ、何からしたらいいの?」と頭を悩ませる方は少なくないと思います。そこで、今年度、前半3回で「終活」、後半3回で「断捨離」について学ぶ「人生がときめく片づけ大行進」という講座を開催しました。
「終活」の講師は、井上智章先生です。
ご自身の経験談を交えた軽快な話術で、「相続」を「争族」にしないコツ、遺言書と終活ノートの違いなど、わかりやすく教えていただきました。
実際に終活ノートを書きながら、アドバイスもしていただけるという貴重な時間となりました。
「片づけ」の講師は、こんまり流片づけコンサルタントの山田紀子先生です。
とてもシャキシャキと元気はつらつ、先生のおしゃれな服装を毎回楽しみにしつつ、片づけのヒントを吸収しました。
実際にたたみ方に困っている衣類、収納に困っている書類関係を持ってきて、「こんな風にたたむとすっきり収納できるわよ!」「こういう書類は、1年保管で十分」など、迷いのないアドバイスは気持ちがいい。実際に家から持ってきているので、帰ってからすぐに実行に移せるところも魅力でした。
毎回「この前帰ってから、引き出し一段分、片づけたわ」「わたしは、キッチンの収納を見直したわ」という会話が聞こえてきました。
最終回には、ご自身が「ときめくお気に入りの洋服」を着てくる、また「好きなもの」を持ってくる、というお題が出ました。普段なら着れないという特別な洋服に身を包み、趣味で集めている箸置き見せてくださった方、来客用のカップ&ソーサーで特別なティータイムを楽しむ方、それぞれが有意義な時間を過ごしました。
お気に入りに囲まれて過ごすことは人生がハッピーになる、そんな楽しい講座は受講生のたくさんの笑顔をみることができて、ハッピーな講座となりました。