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12月15日 「加西市公民館のつどい」を開催しました。
このつどいは、加西市4公民館が一堂に会することで、公民館相互の交流を図り、日頃の取組の成果を知る機会として開催しています。
菅野教育長あいさつの後、公民館長感謝状贈呈式。
公民館長感謝状とは、登録グループとして、公民館の運営に協力。
また5年間にわたり、公民館まちづくり出前講座に出向き、社会教育の振興に貢献したことに対し授与するものです。
今年度は、北部公民館から『初心者美文字レッスン』と『落語の会』に贈呈されました。
続いて本日の特別プログラム。
公益社団法人上方落語協会理事、日本で第1号の女流落語家である
「露の都」師匠による講演と落語。1974年入門、今年で50周年を迎えられています。
本日は「夢に向かって落語に生きる」と題し、ご講演いただきました。
落語家への道のりや数々の逸話を大いに語っていただきました。
それまでは、女性を弟子にすることが無かった落語の世界。
ご苦労があったことを笑いに変え、夢があるからこそ乗り越えられたのだと実感しました。
続いて落語。
本題に入る段階での話芸の巧みさ、そして創作落語へのつなぎ、まさしくプロの技です。
自然と笑いの渦が巻き起こり、アッという間に時間が過ぎていきました。
落語の魅力と素晴らしさを感じ、会場は大きな拍手に包まれました。
講演と落語を通して、師匠の人情味溢れる人柄に触れ、外の寒さを吹き飛ばすくらいの温かい気持ちのまま終演を迎えました。
ご来場いただいた4公民館のシニアカレッジ生、登録グループ生、一般市民の方々にお礼申し上げます。