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晴天に恵まれた11月9日(土曜日)、泉中学校体育館で、北部公民館まつり「ふるさとの祭典」を開催しました。
オープニングは、泉中学校吹奏楽部の皆さんによる「銀河鉄道999」ほか2曲の演奏。
続いて、泉中学校3年生全員による合唱「旅立ちの日に」。元気あふれる泉中学校生の演奏で爽やかに幕を開けました。
本祭典の記念プログラムは「100年企業を目指して」と題し、株式会社千石の石原裕康氏にご講演をしていただきました。
冒頭、会社の歴史について、映像で紹介いただきました。創業は1953年、プレス加工業としてスタートされ、
時を経て1993年、今の「株式会社千石」に社名変更。同時に中国・香港にも工場・事務所を設立されたそうです。
そして、2005年、今や全国的に有名な「アラジンブランド製品」の販売がスタート。
2012年、グラファイトヒーターの日本製造を開始し、その3年後「グラファイトトースター」を発売されました。
この製品は、誰もが知る人気商品として、今もなおその名を轟かせています。
最近では、SNS等による積極的な情報発信されています。昨年(2023年)、創業70周年を迎え
千石アラジン工場を設立すると共に、ロゴマークも作成されました。
フィリピンにも進出を果たし、多くの社員をフィリピンへの旅に連れて行かれたそうです。
この温かい家庭的な雰囲気が、この会社の発展に繋がったものと感じる貴重な
お話の数々を聞かせていただくことができました。
加西市が誇る世界に羽ばたく企業として、今後ますますのご発展をご祈念申し上げます。
芸能発表では、ギター、オカリナ、落語、民謡、腹話術、コーラス、フラダンス、
三味線、トランポなどが日頃の練習の成果を披露。
三味線とトランポの発表では、中学生も飛び入り参加してくれたお陰で
会場は大いに盛り上がりました。
また、展示コーナーでは、絵手紙、木彫教室、木版画、歴史、ペン字、書道、山野草、あみぐるみ、
筆文字、水彩画など、自慢の作品が多数展示され、多くの来場者が、各グループの
皆さまの力作の前で立ち止まり食い入るように見ておられました。
スポーツ吹矢体験、各種のバザーもにぎわい、当日の来場者数は約890人。
天候にも恵まれ、多くの方に来場していただくことができました。
祭典を運営するにあたり、泉中学校生のボランティアが設営・運営・撤収に参加・協力し、
登録グループの皆さま方と手を携え異世代交流を図ると共に、全力で支えてくれました。
明日から1年後の発表に向け、各グループの学習活動、練習が再び始まります。
これからも地域に根差し、地域と共にある行事として、定着し続けることを願っています。
本祭典を開催するにあたり、ご尽力いただきましたすべての皆さま方に感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。