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《活動報告》 第6回中央かしの木学園『日本の失われた30年』を開催しました!

記事ID:0047416 更新日:2024年10月15日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 <外部リンク>

令和6年度シニアカレッジ『第6回中央かしの木学園』を開催しました。

今回は、垣見アドバイザリー事務所において ”中国ビジネスアドバイザー” をされている 垣見 玄悟 氏 よりご講演をいただきました。垣見氏は、兵庫県内の大学を卒業後、三井倉庫株式会社に就職されました。8年間の神戸支店勤務の後、1990年4月からシンガポールに転勤、10年後の1999年にシンガポール社長に就任、さらに中国の上海に5年間在住され、北東アジア地区の最高責任者を務められました。そして2004年に帰国後は、東京本社国際部門の最高責任者として、アメリカを中心に中国·東南アジアの支店に何度も出張及び業務アドバイス等に出かけられています。そのような職歴の中で特に、海外に出られた1990年から2020年までの30年間、アジア諸国の発展のあり様と日本の取り残された感を肌身で感じてこられた経験の持ち主でもあります。

そんな垣見氏をお招きして『日本の失われた30年』と題してご講演をいただきました。講座生の皆さんは、社会で活躍しつつ子育てをされてきた30年、日本社会全体としてはバブル崩壊からの30年、この30年間を私事と重ね合わせ、様々な変化を思い浮かべながら、熱心に受講されていました。垣見氏からは、7つの視点からお話しされました。(1)日本独自の終身雇用制、(2)消極的な海外人材の登用(特にIT産業)、(3)メイドインジャパン神話の崩壊、(4)IT分野の致命的な遅れ、(5)教育制度(特に受験制度)改善の遅れ、(6)土地利用の硬直化、(7)金融先進国へ脱皮できなかった…。タイトルだけ紹介しても分かりにくいでしょうが、お話しされた内容は、具体的で納得のいくものばかりでした。私は講演後の謝辞の中で、昨年度まで義務教育の現場にいたため、2020年以降の「ギガスクール構想」や加西市がめざしている「3C人材の育成」について補足させていただきました。ご講演後は講師控室に、数多くの講座生が来られ質問されている場面がありました。興味関心の高さが感じられ、大変に嬉しく思いました。

熱心に受講されていた皆さんの様子を、写真にて紹介します…

海外勤務で感じた日本の良さ及び遅れを話される講師先生  熱心に耳を傾ける講座生の皆さん

講師先生に質問される講座生  次回のかしの木学園の内容を聞いている講座生の様子  

今回も会場設営及び後片付け等をしてくださった当番の講座生の皆さん、朝早くからお昼前までご協力をいただき、本当にありがとうございました。

 

※第7回講座のご案内です

と   き : 11月5日火曜日  10時00分から
​​​※11月は「中央ふれあいまつり」開催の関係で第1火曜日に開催
​​​​​​ところ : 加西市民会館 コミセン3F 小ホール
テーマ : 演題『脳活性プログラム「シナプソロジー🄬」』~脳の若さを保つ運動の提案~
講   師 : 株式会社 Be-up 代表取締役 岡本  正一 氏

*どうぞお楽しみに!

 

 


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