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中央公民館主催講座 ”わくわく”「歴史再発見講座」は、年間4回(第4火曜日)開催しています!
今年度最終回となる第4回講座を、9月24日に実施しました。講師には、元兵庫県教育委員会文化財課長であられた 甲斐 昭光 氏 をお招きし『加西市の社寺装飾彫刻』と題して、ご講演いただきました。講演に先立ち甲斐先生から、Powerpointの操作確認をしたいとの申し出があり、事前に来館されました。その際に、多くの資料(写真等)を見せていただきつつ、様々なお話をうかがいました。今回の講座に合わせて、再び市内各地に取材に行かれたこと、写真や資料等を新しく編集されたこと等、誠実なお人柄に対してお礼の言葉を申し上げると、逆に甲斐先生の方から「このような機会を与えてもらえたことに感謝している」「あらためて調べ直すことで心がワクワクした…」とのお言葉をいただいていました。
今日の講演では、講師の甲斐先生ご自身がワクワクとした気持ちで研究された事柄について、生き生きとお話しされていることが伝播して、受講生の皆さんも、心をワクワクさせ、集中してお話を聞いておられました。また受講生の中には、加西市歴史ボランティアを務めておられる方も多く含まれているため、講義前後の時間を見つけて、踏み込んだ内容の質問を数多くされていました。
今年度の「歴史再発見講座」は終わりますが、私自身が毎回参加して感じたことは、”こんなに歴史が好きだっけ⁉”ということです。そう感じさせてくれたのは、毎回の講師先生が『歴史探究のおもしろさ』を、身近な加西市の遺跡や遺物、彫刻や市史等を通してお話ししていただいたおかげであると実感しています。”加西市の歴史再発見講座”は、本当に楽しく·探究心を擽る、とても素敵な時間でした。
※熱心に受講されている皆さん及び資料として示されたスライドの一部を、写真にて紹介します…