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令和6年度 ”わくわく”「加西こどもいけ花教室(第4回)」を実施しました!
加西市中央公民館のホームページを開いていただくと、トップページに『地域で学び、伝統文化を次世代に引き継ぐ』と載せています。「加西こどもいけ花教室」は、まさしくその言葉通りの講座となっています。あらためて調べてみると「加西こどもいけ花教室」は、文化庁からの支援事業を受ける前の平成24年度から始まっており、本年度で13年目を迎えています。これからも中央公民館ならではの ”こども教室” として、末永く続けていけたらと願っています。
第4回は「松月流(しょうげつりゅう)」、講師の藤原 祥宝(ふじわら しょうほう)先生・井上 典宝(いのうえ みちほう)先生から、松月流が大切にされている ”四季折々に咲く花,緑あふれる木々その素材·生性を大切にして、そこに生ける者の感性と芸術を加えること” について、今回は最初に生け終えた見本を示しつつ、お二人が子ども達の生けるペースに合わせて、きめ細かく·分かりやすく·熱心に、机間指導を中心にご指導いただきました。今回ご準備いただいた花は、ひまわり(黄)·ヒペリカム(赤)·スターチス(ピンク)·オンシジューム(黄)と、色とりどりの小さく可愛らしい花ばかりでした。子ども達は思い思いに創造力を発揮しつつ、本当に優しい気持ちで楽しそうに取り組んでいました。今回で4回目のお稽古となり、お教えいただける市内7流派も折り返しとなりました。生け方も手際よく、時には大胆に個性あふれる作品を仕上げることができています。また、片付けも本当に上手に丁寧にできていました。
当日生けたお花をそのまま持ち帰ることができるよう花器·剣山等を貸し出しており、今日も何人かはそのまま持ち帰っていました。これまでは写真で残していましたが、実物を持ち帰り、玄関や床の間等に飾ってもらうことで、家族からも褒めてもらって欲しいと考えたからからです。子ども達の頑張りを評価し、多くの人から称賛され、喜んでいる子ども達の表情が目に浮かびます。
※第5回講座の案内です…
と き : 10月5日土曜日 9時50分から
ところ : 加西市民会館 コミセン 2階美術教室
講 師 : 未生流(みしょうりゅう) 藤原 愛甫 先生
*どうぞお楽しみに!