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今年度からの新しい主催講座「整うカラダメンテナンス」が月に一度実施されています。講師は鍼灸師、整復師の小林優二先生です。この講座では、健康について多方面から考え、実践を交えながら自分に合った健康法を学びます。
第1回は、腰痛の常識非常識というテーマについて学びました。
ある研究で様々な姿勢で腰の椎間板にかかる圧力を調べた結果、立った状態で腰にかかる負担が100とすると、座る状態では140になるそうです。その為、座っている時はこまめに立ち上がって動いたり、デスクワークの場合は椅子とモニターを高めにセットするなど腰への負担が少なくなるコツを教わりました。
また、骨盤ベルトとコルセットの使い分けについても説明していただきました。
体への作用はそれぞれ異なります。なんとなく知っているつもりで装具を我流で使っていた方もいらっしゃいましたが、実物を用いて正しい装着方法を教わりました。
第2回目は、肩痛の常識・非常識と題して講義していただきました。
肩痛には背部の固さが関係してくるようです。背部の関節の動きが悪くなる原因で最も多いのが長時間同じ姿勢をすること。そのままでいると、関節の可動性がなくなり、その結果肩甲骨の動きが悪くなります。
背中の動きをよくすれば、肩痛は起こりにくいそうです。背部のトレーニングとして、家庭にあるペットボトルでも出来る方法を教えていただきました。正しい形で行わないと効果が得られないので、先生が個別に確認をしながら会場内を回ってくださいました。
継続は力なり。トレーニングが可能な方は、自宅でもぜひ学んだことを活かしていただけたらと思います。
受講生からは数多くの質問も出て、大変活気のある有意義な時間となりました。次回は膝痛について解説をしていただきます。どうぞお楽しみに。