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5月16日、主催講座「身近な野菜の深堀り料理講座」が開講しました。今年度からスタートの新しい講座です。講師は、健康課栄養士の藤井洋子さんです。この講座は、前半が座学、後半が調理実習となっています。
今回は、食事の役割と栄養素について学びました。昔から食生活は変化してきており、今は飽食の時代となっています。それに伴い生活習慣病や肥満など、健康に良くない影響も出てきています。健康を保持するには、バランスの良い食事が欠かせません。
そこで、三大栄養素を家づくりに例えて教えていただきました。木材などの材料をたんぱく質、大工さんを炭水化物や脂質とします。その他にも、工具や釘などをミネラルやビタミンとして考えると、どれが欠けても家は建ちません。つまり、不足する栄養素があると、健康に影響を及ぼすということが分かります。毎日口にする食事がいかに大切かを、わかりやすく教えていただけました。
後半はいよいよ調理実習。具沢山お味噌汁を作っていきます。
最近はだしパックや顆粒出汁など便利なものが店頭に多く並んでいますが、今回は昆布といりこを使って出汁を取る方法を学びました。味噌汁が完成すると、追加でもう一品、簡単にできる切り干し大根のナムルを教わりました。
電子レンジだけで副菜が一品完成しました。カルシウムやビタミンといった栄養たっぷりの簡単レシピ。これから暑くなる季節にも火を使わず作れるので、重宝しそうですね。二品完成したところで、試食をしました。みなさん、お出汁の効いた優しい味のお味噌汁をゆっくりと味わっておられました。
後片付けも全員で協力し、手際よく進められていました。綺麗に片付いたところで今回の講座は終了です。第2回目は7月18日に開催を予定しております。次回もどうぞお楽しみに。