本文
加西市中央公民館では、平成26年度より、文化庁「伝統文化親子教室事業」を活用した「加西こどもいけ花教室」とともに「加西こども茶道教室」も開催し、日本の伝統文化・生活文化等を継承する活動を行っています。
茶道教室では子ども達に、長く受け継がれてきた茶道の体験を通して、礼儀作法を学ぶとともに”和のこころ”に触れ、思いやりのある感性豊かな心を育んで欲しいとの願いを持って、一緒にお稽古に励んでいます。
第2回目は、6月8日土曜日の午前中に、前半・後半と2クラスに分けて開催しました。元市内小学校教諭でもあられた神田郁代先生から、前回のおさらいとして、1つ1つの作法や茶席の環境を整えることの大切さ等を、丁寧にわかりやすく、かつ、明るく楽しくお話しされていました。「正座をする」「お礼をする」「背筋を伸ばす」「お茶を点てる」「お茶を運ぶ・下げる」そして「季節を感じる」…。子ども達は、そのお作法1つ1つに意味があること、お茶席の様々な環境を整えることも重要であることを学び実践していました。そして、その場に居合わせたすべての人が、季節を感じつつ、ゆっくりと流れる時間を共有する。日頃の学校生活や家庭生活では感じることのない貴重な体験をしてくれています。お抹茶は少しにがいようですが、毎回違うお菓子はとっても甘く、素敵な笑顔で美味しくいただいていました。
次回も、”わくわく感”を抱いて、お稽古に参加してくれることを願っています。
次回(第3回目)お稽古の案内です。
と き : 7月13日土曜日 (前半クラス) 9時30分から10時30分
(後半クラス)10時40分から11時40分
ところ : 加西市民会館 コミセン 3階娯楽室
講 師 : 神田 郁代 先生
講師補助 : 志方 成美 先生・荒木 純子 先生
※どうぞお楽しみに!