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令和6年度 南部公民館主催講座「Organic Farming 有機農業講習会」始まりました

記事ID:0044000 更新日:2024年6月24日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 <外部リンク>

5月9日 金曜日に、今年度で3年目となる「有機農業講習会」が始まりました。
毎月1回、第2木曜日に午前中は講義、午後からは近くの畑での実習を行う講座です。講師は、有機農業指導員の内藤 忠 先生です。内藤先生は、北条町の楽法寺で5月から開催されている教室でも有機農法の指導をされています。

この講座では、神戸大学名誉教授 保田茂 先生が考案された有機農法の基本的な理論と技術を講義と畑での実習を通して学んでいきます。自然の木々や草が育つ仕組みに倣って野菜を栽培する方法で、栽培期間中、農薬や化学肥料、除草剤は一切使用しない農法です。

今年度は9名の方が受講されます。午前中の第1回目の講義では、まずは受講者同士がよく知り合って、協力しあえる関係を作るため、応募理由などの自己紹介から始まりました。それぞれの方が有機農業に関心を持っており、この講座に期待されていることがよくわかりました。講義では、土づくりの理論と方法、保田ぼかしの特徴と作り方、正しい使い方など、講義資料を見ながら基礎から学びました。

教室で講義をされる内藤先生と、講義を受けている受講生

午後からは、現地の畑に行っての実習です。まずは畝づくりから始まりました。農具を使って畑の中に受講生それぞれが担当する畝を作っていきます。

農具を使って畝を作る受講生

続いて、保田ぼかしづくりの実践で、糠や魚粉などの材料を測りながら一定の割合で混ぜ合わせ、肥料袋に入れ密封しました。この日に作った保田ぼかしは次回から利用していきます。作った畝には、事前に作っておいた保田ぼかしを混ぜ込んでいき、ピーマンとナスの苗を植えました。最初に自己紹介をしあった効果もあり、先生に教えてもらった内容を、受講者同士で「こうすればいいのかな」といった会話をしながら、楽しそうに作業を進めていました。

畝に保田(やすだ)ぼかしを混ぜ込んでいく受講生

受講生の方が畝に植えた苗は、約3週間後に見にいくと、ピーマンやナスの実が出ているものもありました。

ピーマンとナスが植わっている畝  ピーマンが出てきた苗 ナスが出てきた苗

 

今後も、毎月1回、有機農業の理論を学びながら、サツマイモや、ニンジン、大根といった野菜を植えて収穫していきます。農薬や化学肥料を使わない、おいしい野菜が出来るのが楽しみです。


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