本文
5月13日 月曜日、南部かしの木学園の開講式を行いました。
小雨が降っていたので、受講者の参加状況を心配していたのですが、約130名の方に来ていただきました。受講生の中には、胸に花飾りをつけた今年度の新入生9名もいらっしゃいます。
予定にはありませんでしたが、役員の方から、開会式の前に、南部公民館の歌をぜひ皆で歌いたいという提案をいただき、役員、歌声クラブの方々のリードで、全員で南部公民館の歌を歌いました。声を出して身体や雰囲気が温まったところでいよいよ開講式です。開講式では、教育長からの挨拶、新入生の紹介、高瀬運営委員長の挨拶、会場設営、受付などの運営でお世話になる役員の方々の紹介がありました。
開講式の後は、第1回講座です。「音楽演奏と歌で奏でるオープニングコンサート」と題して、音楽ユニット バニラに公演をしていただきました。音楽ユニット バニラは、音楽講師やヨガ講師もされているお母さんと音楽大学を出たばかりの娘さんの二人で活動しているバンドで、今回のステージではお母さんがピアノやエレクトーン演奏、娘さんが歌を歌うという形で進んでいきました。
ほのぼのとしたトークから始まった公演は、NHK朝ドラの主題歌「愛の花」「365日の紙飛行機」といった皆が聞いたことのある歌や、「天城越え」のエレクトーン演奏などがあって、受講生はどんどん舞台に引き込まれていきました。合間には首を動かしたり、手を上に上げたり、指の間の水かきの部分を握ったりする身体をほぐす体操も行いました。全員で「見上げてごらん夜の星を」や「南部公民館の歌」などを歌って楽しみました。
個人的には、エレクトーン演奏の「太陽にほえろ マカロニ刑事のテーマ」がツボにはまりました。ドラマに出ていたボス、山さん、ゴリさんやジーパン刑事、テキサス刑事といった出演者の方の顔がいっぱい浮かび、懐かしく思いました。同じように懐かしい気持ちで聞いていた受講者も多かったのではないでしょうか。アンコール曲は「翼をください」です。その透明な歌声に皆、感動の中、公演が終了しました。
終了後は、帰宅される受講生を、玄関ホールでバニラのお2人が見送ってくださいました。皆、「いいコンサートでした」と口々にお礼を伝えておられ、今回の公演を楽しんでいただけたようです。
役員の皆さまには、準備から受付まで大変お世話になりました。ありがとうございました。
南部かしの木学園では、今年度は加西の企業の紹介や歴史、防災など色々な講座を予定しております。次回、第2回学習会は、6月3日 月曜日 「椅子に座ってのヨガ ~健康長寿をめざして~」という演題で開催します。第1回に引き続き、多くの方のご来場をお待ちしています。