本文
1月12日金曜日、今年度最後のシニアカレッジかしの木学園教養講座「加西市制50周年の先へ」を開催しました。講師は千石 剛教育部長です。千石部長のお話から、加西市がどのように生まれ、どのように進化してきたのかを再確認する時間となりました。
私たちの街 加西市は3つの町が合併して誕生したのは昭和42年。それから50年余りを経過して、現在は「市民に寄り添った市政」を推進、都市の潜在能力を最大限に引き出す取り組みを進め続けています。
講演では、「写真で振り返る加西市の50年」として、写真を見ながら過去の軌跡を辿りました。市制発足パレード、成人式、第1回市民体育祭、農協の設立。そして昭和50年代の加西病院新築や水不足問題、さらに北条鉄道や中国縦貫道路の開通など、その時々の出来事によって加西市が都市として成長していく様子が知ることができました。受講者からは「懐かしいね」という声が上がっていました。
最後に、近年の取り組みを6つ紹介。小中学校の再編、加西インター産業団地整備による副都市の形成、鶉野飛行場跡整備による歴史観光の発信、SDGs未来都市の取り組み、脱炭素都市の選定、そして子育て支援5つの無料化。これらの施策は私たちの街の経済成長と居住促進へ期待がふくらむ取組です。講演を通して、加西市の歴史とこれからの加西市の取組みを知ることができました。
講演終了後、「かしの木学園」の皆勤賞が授与されました。今年度は11名が全回受講、皆勤賞の副賞として職員手作りの花苗を贈呈しました。
次年度も充実した学習会を予定しています。ご近所のお友達と一緒に、ぜひご参加ください。お待ちしています!