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夏休みに入った7月末、「親子手話教室」が開催されました。この講座は、小学生とその保護者、中学生を対象とし、手話の初級を学び、理解を深めるのを目的とします。
今回は4組のお子さんとその保護者が参加されました。講師は、聴覚障がい者の 常峰 民子さん、通訳者の 久保田 峰子さんです。
まず最初に、一番よく使う自分の名前の手話を教わりました。
一例ですが田んぼの「田」という字は、両手の人さし指、中指、薬指の3本の指を伸ばして片手を縦、もう片方の手を横に向け、指の腹を交差するようにつけて「田」と表現します。
手話に触れることがないと、難しいという先入観を持ってしまいそうですが、それぞれに意味があり、説明されると納得するものばかりでした。
次に、生年月日の手話を教わりました。少人数だったので、順番に講師から個別に指導を受けることができました。
前に出て、みんなの前で手話での自己紹介をしてみたい!と希望する受講生もいました。
後半は、イラスト入りのカードを使って、クイズ形式のジェスチャーゲームを行いました。
カードを引いた人が、カードに書かれたイラストをジェスチャーで表現し、ほかの人がそれが何かを当てるというゲームです。講師や参加者同士で交流を深めながら、楽しく手話を学ぶことができました。