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加西市郷土歴史研究家の鈴木俊章氏に、古代の加西にまつわる、「えーっ!」と目を見開くような講演をしていただきました。
一枚の写真から、「あれっ?」と不思議に感じたことを、とことん突き詰めて深く深く掘り下げていく感じは、知らず知らずのうちに、鈴木ワールドに引き込まれていくようで、あっという間の時間でした。
鈴木先生が、
「こんな写真があるんです!」
「この部分を見てください。」
「世界でこれに似たものがある国って、どこでしょう?」
「どうやって日本に来た?」
私たちがわくわくするような語り口、表情でお話しされるので、どんどん引き込まれて、その「わくわく」が伝導して話の続きが知りたくなるんです。
日本のお正月のしきたりは、ユダヤ教の「過ぎ越の祭り」からきていることや、ヘブライ語は22文字しかないのに、その中に日本のカタカナに似た文字があることなど、イスラエルとのつながりを思わせるものがたくさんあることも学びました。
昔々の日本を、視点を変えて違った角度から紐解いてみると、新たな発見があり、さらに学んでみたくなりました。まだまだ、不思議がありそうです。
次回の「善防かしの木学園」は8月8日、火曜日『音楽を通して 自分を伝える学び』と題して、元小学校教諭の後藤智子氏に、講演していただきます。
どうぞ、お楽しみに。